心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

出生率低下ねぇ……

日本だけでなく、世界的に出生率が急激に減少しているそうで。
政治家の視点だと、これになんとか歯止めをかけようとして世界各国色々な対策を打ち出したりしているようですが、極めて個人的なミクロな視点で見ると「そもそも人類は増えすぎたのでは?」と思っているので、自然の摂理みたいなものだと考えていたりします。

こんなこと言ってしまうとアレですが、世界規模で人口減少が進んでいるなら「そういう時期」なのかなと醒めた気持ちでいるので、これに抗ってどうするんだろうとか思っちゃうんですけどね。

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まがりなりにも人間をやっていて、しかもその文明にどっぷり浸かっている国で暮らしていて言うのもどうかと思いますが、現在の人類は地球という惑星にとっては明確に害悪だと思うんですね。

人類は爆発的に増加して哺乳類の頂点に立ちました。
他の動物にはない知性を使って様々な道具やテクノロジーを生み出し、さらには目に見えない概念や宗教まで誕生しました。
その結果を地球視点から見た時に何が起きているかというと、取り返しが付かない環境破壊や他の動物の絶滅です。
星の生態系をゴリゴリに破壊してますからね。まあそういうところを批判しているという意味では、グレタさんとかは正しいことを言ってはいますけど。

人口が増えれば、それだけ環境破壊などの影響は拡大します。化石燃料なり食料なり、あらゆるものの消費が増えるわけですから。
出生率低下や人口減少が止まらないということは、その辺のバランスの限界を超えているってことなんじゃないかなあ、などと思うのです。

各国は出生率低下に歯止めをかけるための政策を頑張って打ち出したりしていますが、どうなんでしょうね。
経済的に産みやすい社会を目指すのはまあいいと思うんですが、うーん。これ、あくまでも「現代社会を維持するために必要だから」みたいな側面がありますからね。現在社会の歯車を回している我々は年を取っていきますし、その空いたスペースを埋める次世代がいないとマズいという、最初から最後まで人類が人類基準の物差しで考えているお話ですから。

そんな話も、機械化と近年のAIの発展を鑑みると、そもそも「人間」が必要な分野はますます減少していくことが予想できます。
人間は基本的には生きる意味を必要とする生物ですから、そうなると生きる意味を失った人間が増えていくような気もするんですけどね。


総合すると自分の視点では「出生率が低下するのも自然の摂理でしょ」みたいな感じで、達観というか諦念というか、人類という種そのものに対しての気持ちがあんまりないんですよね。
醒めちゃってるといえばそうなのかもしれないけど、どうなんでしょうか。結構世の中の人は、個人レベルで問題として考えているんですかね?出生率低下って。

2022年に80億人を超えた人類。
国連の予測では、まだまだ人口は増え続け2100年には100億人を突破するとか。人口増加は鈍化するものの、緩やかには増え続けるという試算なのか。
一方で研究者の中には、60億台まで減少すると考えている人もいるようです。
先進国では出生率は低下していますが、発展途上国ではまだ人口は増える傾向ってことなんでしょうか。
果たして人類の未来や如何に。