心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

YouTubeはまず流す広告をちゃんと審査してくれ

ついにYouTubeがスキップ不可能の広告を実装するそうですが……。

まあYouTube側の動きも理解できなくはないんですが、個人的にはそもそもYouTubeで流れてくる広告が不快すぎるんですよね。
マッチングアプリ、性的に煽るような脱毛サロン(脱毛サロンの店員が美人とかギフトカード配るみたいな煽りはマジで不快)、海外(というか某アジアの国)のしょうもなさそうなスマホゲーム、法律的に本当に問題ないのか怪しいサプリメントetc……。マイアドセンターで地道に潰すしかないんかね、YouTubeプレミアムに加入していない場合。
そもそも流れてくる広告自体に問題があるってことを自覚して欲しいんですよね。それが原因で広告ブロックアプリとか入れている人もいると思います。基本的に誰でも利用できる動画サービスなんだから、流す広告もちゃんと考えてスポンサー選んでくれませんかね……広告の審査ガバガバすぎるだろ。

面白いのは「彼はミヤザキタクヤ。オープン半年の大豆ミートハンバーガー店を経営している」という一文くらいですよ最近の広告。これ絶妙にリズム感があって、ネットミームとして流行ったりしないかなあと密かに期待しているんですが……ないか。タフ語録みたいになりそうな才能は感じるんですけどね。
というか大豆ミートハンバーガー専門店、そんなに長続きするビジネスじゃなくない?

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この手の話をすると「じゃあYouTubeプレミアム加入したら?」と言い返してくる人は一定数います。
これに関してはミクロな視点では「月額支払えば不快な広告を見なくてよくなる」という視点では確かにそうだけど、一方でマクロな視点ではYouTubeで流れてくる広告の質自体が低いという問題は解決しないんですよね。まあYouTube社で働いているわけでもないし、運営に関わっているわけでもない人間なのでそれでええやろ、と言われればそれまでなんだけどさ。

個人的には、割と悪循環になっているように見えます。
広告収入が減少する→とりあえずお金を支払ってくれるスポンサーの広告(内容は問わない)を受けて流すようになる→それを見たまともな広告を出すつもりの企業は「うーん、YouTubeはやめとくか」となる→どんどんYouTubeの広告がクリーンでは無くなっていく……みたいな。
悪い方にYouTubeに広告費を出す企業が選別されちゃっている気がするんですよね。最終的にどんどん先細りしていく気がしないでもない。

逆にその辺まで見越して、広告以外のマネタイズを考えてのYouTubeプレミアムというサービスなのかもしれないけど、個人的には広告なし+動画保存可能で月額1000円以上って高いんだよなあ。オフライン動画再生できますよと言われても、別に電車内などで動画を観る気がない人間なのでメリットとしてカウントされないんですよね。Wi-Fiが繋がっている自宅で観るのがほぼ全てだから。
そんな自分からすると、もう少しメリットがないとお金払ってまでプレミアムに加入しようかな……とは思わないんですね。

ぶっちゃけた話、流れてきてもそんなに不快感のない広告なら別に問題ないんですけどね。流れていて気持ちが悪いからスキップしたくなるわけで。
広告をスキップできないようにするのもいいですが、同時に「スキップしたくなる広告」が溢れている今のYouTube広告そのものを見直してみては?と思いました。