心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

内閣支持率と自民党支持率

岸田内閣の支持率がついに30%を割り、そらそうやろと思いながら眺めている一方で自民党支持率はそこまで下がっていないんですよね。


先週の記事だけど、日本経済新聞の記事のリンクを貼っておきます。まだ内閣支持率が30%台の時の記事ですけど。
この時点で内閣支持率は前月比で12ポイント下がっている一方、自民党支持率は1.8ポイント減。まあそもそも25%切っているような自民党の支持率ではあるけど、内閣支持率の下がり方と比較して減少幅が随分と少ないように感じます。
ちょっと引っかかるのが公明党の0.6%増の部分。統一教会にNG出すなら、公明党もNGだと思うんですがどういうことなんだろう?その話でいくと宗教全部ダメなのでは?

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自民党」は支持するが「岸田内閣」は支持しない

自分がそうなんだけど、この内閣支持率自民党支持率の乖離の理由について。
あくまでも支持できないのは「岸田内閣」であって、「自民党」ではない。だから内閣支持率は下がるけど、自民党の支持率はそこまで大きく下がらないんでしょう。

「検討します」と言うだけでその先に進展しないのが岸田政権。
「やります」と言うだけでやらないのが岸田政権。
統一教会にしても国葬にしても、説明がまるで足りないのが岸田政権。
要するになんかやってる風に見えて、実際には特別成果が出ていないんですよね。
数少ない「やる」と決断した国葬も、その後の説明力が無さすぎて多くの国民を納得させられない始末。やるならやるで最低限ちゃんと用意しましょうよ、それは国民や野党に対する説明という意味でもね。国葬賛成してる自分からしても、もはや「岸田政権が行う国葬かぁ……」みたいになってきてるぞ。

そしてこんなに支持率を下げている内閣がありながら、自分たちの支持率が一向に上がらない野党の皆さん。それどころか立憲民主党なんてこの状況で自分達の政党支持率下がってるんですが。
こんなに自分達の勢力を拡大するチャンスはなかなかないと思うんですが、何やってんですかね?

ということで岸田総理に対しての支持はもうしていないんだけど、じゃあ他の野党が上回るのかっつーとそうはならないんですね。各政党支持率がそれを表している。いつも思うんだけど、自民党の支持率下がって喜ぶ人たちって自分の支持政党の支持率見てないのかな?そっちが上がらないなら意味ないよ。
統一教会との関係はいいのかよ?」は今の自民党批判の常套句だけど、それ言ったら立憲民主党にも関係持ってた議員もいたし、そもそも大体の政党が何かしらの宗教組織やら団体と関わり持ってますからね。

そして自民党支持者も統一教会とは完全に縁を切れと思っていて、これは反自民の人たちと同じはずなんですよ。ここに関しては支持政党問わず本質としては同じ方向を向いているはずで、だからそこにしっかり鉈を振れない岸田総理に対しての不信感が全開になっているわけで。その結果が現内閣の支持率の急落かと。
だけど反自民の人は、それを自民党攻撃の材料にしてくるからややこしくなる。一応統一教会の被害者を救おう、減らそうって意識もあって、カルト撲滅は必要だよね……という感じだと思うんだけど、反自民の人たちはそういう気持ちありますかね?ただ「統一教会の件で自民党叩きできるぞ!」になっていませんか?

なんかねえ……岸田総理じゃなければ、もう少しちゃんと国葬に向かうことができたんじゃないかな、なんて思わずにはいられないんですよね。