「萩の調」を食べてみる

仙台銘菓・萩の月。
そいつの限定品である萩の調を買えたので、食べてみましたよ。

初めて製造されたのは1990年のことらしいですが、一方で常に販売されている商品ではなく、基本的に期間限定、数量限定な販売スタイルの「萩の調」。
仙台に住んでいながら「東京限定での発売」とかの情報を見るたびに、仙台に住んでいるのに食べられないんかい！みたいなことをずっと続けていたのですが……。
この度ようやく仙台でも一部店舗で販売するという情報を入手。買ってみました。

味はというと、まあチョコレート味です。

割って断面を見てみるとこんな感じ。

説明の通り、チョコレート味のクリームをショコラ風味の生地で包んだ、ダブルチョコレート構造。
正直ここに関しては特筆することもないんですが、大事なのは「ちゃんと萩の月っぽい味」がしていることですね。

言語化するのが難しいんですが、この手のご当地銘菓は日本各地に存在する中で、萩の月には明確に「萩の月にしかない風味」みたいなやつがあります。
その風味が、今回の萩の調にもしっかりあるんですよね。これが乗ることで、一気に特別なお菓子感は出てきます。
ちゃんと萩の月の系譜に連なる商品だなあと、一口食べた瞬間に分かるやつ。

……とはいえ、元も子もない話をすると個人的には通常の萩の月の方が圧倒的に好みです。
今回の萩の調も普通に美味しいとは思うけど、どっちか選べと言われたら萩の月の方を選んじゃうかな。何より通常の萩の月はいつでも買えますしね。
まあ、何事も経験。今回食べた萩の調、意識しておかないと食べられるチャンスを逃し続けることになりそうだし、一度食べることができて良かったということで。