心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

松島観光2024

ゴールデンウィーク前哨戦。4月末の3連休初日は、いつもの友人と松島へ行ってきましたぞ。
しかし中学からの友人で、現在でもこうしてちょいちょい一緒に遊ぶ友人なんて唯一無二です。本当に貴重な人の繋がりですよね。

天気は晴れと曇りを繰り返すような感じで、良いとも言い切れない微妙なライン。
とはいえ気温は過ごしやすく、ゴールデンウィークよりもマシだろうと思って行ってみると思った以上に観光客が少なめで、落ち着いて楽しめたので最高な松島体験でした。

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過去の松島旅行では瑞巌寺や円通院などのお寺系、博物館っぽいものは一通り見ているので、今回はそれら以外で攻めました。

まずは駅を出て右手に進むと見えてくる渡月橋へ。

小さな雄島との間を繋いでいます。

渡った先の雄島は、かつて仏教徒の修行の場でもあり、そして死者の往生を祈念した場所でもあったようです。
現在でも石窟や仏像も残されており、観光地然とした松島とは異なる霊場っぽい空気感が少し残っていますね。

雄島を見た後は少し早めの昼ご飯。ここは新しい施設である松島離宮内にある「松島おさしみ水族館」で決まりです。というか、今回のメイン目的の一つがここで昼ご飯を食べることでした。

ここはお刺身の食べ放題ができるという、お刺身バイキング。
3500円とそれなりに値は張りますが、選べる品数はかなり豊富です。
まず魚はメバチマグロ・ビンチョウマグロ・サーモン・しめ鯖・鰹たたき・赤いか・タコ・エビ・ネギトロとかなり豊富。そうやって準備した切身の端を集めて作った漬けもあります。イクラも食べられますが、これだけは1人1皿限定。
オプションパーツ的な部分もかなり揃っていて、しらす・刻みたくあん・万能ネギ・ガリ。さらには生卵や塩辛に納豆、トリッキーなところではアボカドまで用意されていて、オリジナルの海鮮丼を作るには十分過ぎるほどの用意がされています。
カキフライも食べ放題。地味にフライドポテトもあったりします。
ご飯は白米と酢飯から選ぶことができ、お味噌汁はあら汁です。
さらにちょっとしたデザートとして、白玉みたいなやつと杏仁豆腐までありましたよ。
正直言って、用意され過ぎているくらい。むしろこちら側がそれらを全然活かしきれないで終了してしまったという感触です。
お茶漬けの出汁も用意してあったから、本当はこれを使って海鮮茶漬けでフィニッシュしたかったけど……やはり食べ放題は難しい。今回のようにご飯も食べていると、自分の胃袋との相談が全然上手くいきませんね。

さて、食べ放題を満喫した後はそのまま隣から入れるタリーズコーヒーで小休憩を挟み、もう一つの橋である福浦橋へ向かいます。

こちらは渡月橋に比べるとかなり長大な橋で、その先の福浦島の入場料金も込みで200円の料金がかかります。

この記事の冒頭にもアップしたこの写真は、橋を渡った先の福浦島から撮ったものです。
この福浦島は結構な大きさで、一通り島を一周するのに3〜40分ほどかかったように思います。ところどころに出っ張りのあるような形の島で、そこがそれぞれ展望スポットになっている感じ。この時はあいにくの曇り空タイミングでしたが、松島に浮かぶ島々を一望できます。

福浦島を見終える頃には、結構な足の疲れが……。
松島海岸駅への帰り道は、そのままお土産店などが並ぶTHE・観光地なエリア。
ブラブラとお店を眺めつつ、のんびりと駅まで戻ってこの日の松島観光は終了です。


10時過ぎに松島海岸駅に到着して、仙台へ向けて出発したのが15時15分。大体5時間ほどですが、今回の松島は未体験の場所を選んだことでかなり新鮮に楽しめました。
海だけでなく緑もかなり豊かな場所なので、眺めているだけでも結構リラックスできます。
人がたくさんいる観光地的な要素もある一方で、渡月橋のように場所やタイミングによっては静かに緑と海を楽しめる場所もあるのが松島の素敵ポイントですかね。
この日はかなりリフレッシュができました。やはり日本三景の一つ……なかなかやりますね。