パスタばかり作っていますが、そんなパスタの勉強によく観させていただいているYouTubeチャンネル「小倉知巳のイタリアンプロ養成講座」ではリゾットもいくつか取り上げています。
ということで作ってみました。
とはいえ小倉シェフの動画のように、トマトソースも用意なし。ブロードも準備せず。玉ねぎすらなかったので入っていない……という怒られそうなほど用意のない状態。
先日購入したカゴメのトマトペーストと塩だけで味を決め、粉チーズを入れるだけのシンプル極まりないリゾットですが……これが随分と美味かった。
スポンサーリンク
あっさり仕上げるなら水だけで炊くのもアリっぽい
本来なら鶏などから取ったブロード(ブイヨン)を、水かさが減るたびに少しずつ加えながらじっくり炊いていくのがリゾット。これが面倒というか。
そこで、手法としては小倉シェフのやり方が結構簡単だし、しかもミスも少なさそうなのでおすすめ。
まず米(洗わないのがリゾットではとても重要!!)とオリーブオイルを鍋に入れ、火にかけます。加熱するというより、オリーブオイルで米をコーティングするイメージ。
玉ねぎを入れたい場合は、米の前にオリーブオイルで玉ねぎを軽く炒めてから米投入でしょうか。
あとはブロード(自分の場合は水でしたが)を加え、沸いてきたら蓋をして弱火で10分ほどそのまま放置です。
固さを見ながらここから水分と味の調整という感じ。本来のブロードを足しては様子見……を繰り返さないので、付きっきりになる時間が圧倒的に短いのがいいですね。
要するに旨み成分の計算式ですね。
今回のようにトマトからグルタミン酸、さらに仕上げに入れるチーズからも旨みが入ることまで考えた時、米を炊く際にブロードにしてまで旨みを足すと重くなりすぎる可能性があります。
チーズも加わるので食感としても粘度が増し、そもそも重たく感じやすい。初めて作っておいてアレですが、ある程度ゴールをイメージして作らないと味に関してもとろみに関しても手応えを掴めないかも。
今回の作り方の場合ブロードも用意しないので、小鍋1つあれば作れます。
シンプルに作るなら必要な食材も少なく、米を研いだりしないのですぐ作り始められる。リゾットは、昼食にサクッと食べるのに思ったより良かったですよ。