金曜日は有休を取っていたので、4連休が完成。ささやかなシルバーウィークというやつですね。
先週あたりは「どこか行こうかなあ」とか思っていたんですが、今週になって天気予報を見ると、週末がずっと天気が悪めだったので、最終的な予定は何もなし。
ということでまずは金曜日。平日の昼間に暇な男が一人……パスタでしょう。
アマトリチャーナ……のようなオリジナル作品。
本来のアマトリチャーナとはだいぶ違いますが、かなり美味かったぜ!
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今回の材料はこんな感じ。
味の決め手は、カルディで買ってきた生ベーコン。
これがいわゆるパンチェッタなんですよね。簡単に言うとベーコン版の生ハム。塩分も脂の旨みもコイツだけで決まります。ちなみにそのまま食べてもかなり美味しかったのでマジおすすめ。
まずは生ベーコンを弱火で炒めて脂を出しつつ、さらにその脂でニンニクも炒めていきます。
細かく刻んだトマトも入れ、トマトからの水分も加えてソース化。ちょっとだけ茹で汁も入れますよ。
今回は久しぶりに生パスタをチョイス。茹で時間も3分と短いので、ソースがほとんど完成したくらいで茹で始めます。
しかし生パスタ茹でるたびに思うけど、絵面がほとんどラーメンなんだよなあ……。
茹で上がるタイミングを見計らいつつソースを温め直し、パスタとオリーブオイルを入れたら軽く合わせます。
お皿に盛り付けたら粉チーズをかけまして完成。
どうやら今回使ったトマトが結構甘いものだったらしく、生ベーコンの塩分とトマトの甘さで味に複雑さが出て奥深い仕上がりになりました。優しい味になりすぎそうになるところでニンニクがほんのり効いていて締めてくれる感じもグッド。パルメザンチーズで旨みもアップしていて食べ応えもありますね。
手前味噌ですが、かなり美味しくできました。
「アマトリチャーナ」と言ってもかなり定義としては広いらしく、厳密にはアマトリチャーナにはトマトは入っていないそうです。
Wikipediaによると、トマトを使用した場合はアマトリチャーナ・ロッサだとか。
同様にトマト不使用はアマトリチャーナ・ビアンカとなるようですが、自分は小倉シェフのYouTubeを見ていることもあってビアンカよりも「グリチア風」と呼称する方がしっくりきますね。
いわゆる現代アマトリチャーナはトマト・玉ねぎ・グアンチャーレ(orパンチェッタ)というのが基本構造なのかなと思います。トマトと玉ねぎの甘みが出てくるので、結構甘めなイメージ。
自分も玉ねぎを入れようと思っていたんですが、タイミング悪く冷蔵庫に玉ねぎがないというね。代わりに普通アマトリチャーナには入れないニンニクを入れたりしたので、いわゆるアマトリチャーナとはかなり違うパスタに着地しちゃった感はあります。
とはいえアマトリチャーナ、Wikipediaを読む限りは割となんでもアリという風情。黒胡椒や唐辛子を入れる地域もあるみたいだし、自分が今回作ったのもそう言い張っていきますか。
赤でも白でもない、さしずめアマトリチャーナ・ロゼとでも言いましょうかね。ロゼはフランス語だけどね。