あまりハイペースで食べているとさすがに食生活がヤバい気がする。
というわけで朝ラーメンも一旦落ち着きたい……。一区切りとして最後にガツンとしたやつを行ってみました。
ラーメンビッグです。アーケードにある一番町店のみ朝8時からオープン。
朝メニューではあっさり系の中華そばも頼めますが、家系インスパイアのビッグなら、朝でも豚骨醤油行くしかねえよなあ？
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ラーメンビッグといえば、具材として特徴的な生キャベツが思い浮かびますが、朝ラーメンにはそれがありません。代わりにほうれん草が多い気がしますね。
食べ応えのあるデカくて柔らかいチャーシューに海苔が3枚。
シンプルな構成ですが、王道の家系トッピング。
スープは家系の中では食べやすいというか、比較的マイルドなのかな。
仙台にもすっかり家系ラーメンのお店が増えてきました。ただし仙台の家系文化、ゴリゴリの本格的な家系というより、それにインスパイアされた食べやすいタイプの「らーめん堂仙台っ子」が起源っぽいところがある。「食べやすい家系」みたいなジャンルがあるのなら、まさにその系譜なのかなという気はしますね。
家系原理主義者みたいな人たちが否定する町田商店も仙台にはできていて、しかも常にそこそこ混んでいます。仙台人にはちょうど良いんでしょう、実際自分は町田商店も美味いと思いますしね。
……とまあ話が逸れましたが、ラーメンビッグも初めから仙台の街で産声を上げた家系ラーメン。仙台人の舌に馴染むように研究されて作り上げられたスープなのかな、という気もします。
太めの麺は弾力があり、チャーシュー同様食べ応えアリ。いわゆる「家系」ですよね。
太めの麺なので、麺の固さは普通で注文しても自分は十分すぎるもちもち感を感じます。
朝ラーメンには、無料でライスor卵かけご飯or肉コショウご飯が付いてくる。まあここは、他の店では見かけない肉コショウご飯よなぁ……。
実態はシンプルに刻んだチャーシューとブラックペッパーがかかったご飯ではありますが、ラーメン自体と構築しているパーツが一緒なため親和性が極めて高い。
家系ラーメンには「スープを浸した海苔でご飯を巻いて食べる」という定石がありますが、そこにきて肉コショウご飯が噛み合わないわけがない。肉コショウご飯の海苔巻き、めちゃくちゃ美味かった。
ということで朝から大ボリュームだったわけですが、そもそも家系ラーメンな上ご飯ものまで付いてくる。かなりお腹いっぱいになりました。朝から家系ラーメンを食べるという背徳感はなかなかすごいものがありますね。
これで、おそらく仙台駅近くで食べられる朝ラーメンは一通り食べたんじゃないかな？と思います。
仙台朝市で伊藤商店の中華そばもあり、山岡家の豚骨もあり、ビッグの家系もあり。選択肢のバリエーションもいろいろあって、その日の朝のテンションでどのラーメンを食べるか決まるのもまた一興か。
あとは仙台で朝ラーといえば名前が出てくる太平楽に行ってみたいんですが、いずれの店舗もちょっと遠かったりします。自分の生活圏内だと六丁の目店が唯一行けそうな範囲。そのうち行ってみますか。
