心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【FGO】テスカトリポカが思っていた以上に楽しい性能な件

現在オベロンや昨年の水着サーヴァントと共に復刻されているテスカトリポカ。
欲しいなあ……と思いつつ、スパルタクスの絆が上がった際にもらえる石でガチャを回したら召喚!
さらにそのテスカトリポカの再臨報酬ボーナスでもらえる石で単発ガチャを回したらテスカトリポカ召喚!という剛運が発動。自分で自分を引っ張ってきて強化するあたり、戦士を求め、自身もまた戦士である神感がある。

ということで宝具2のテスカトリポカが仲間入り。
実際に使ってみて分かりましたが、このサーヴァントは想像していたより数倍強く、数倍便利で、使っていて数倍楽しい。
これはマジで引いて良かった。「楽しい」が特に重要ですね。迷わず聖杯使ってレベルを100にしてしまいました。星3フォウくんが枯渇していてステータスを上げ切れていないのはご愛嬌。

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周回の編成パターンが激増

宝具とスキルを絡めることで配布できるNPが特に潤沢なサーヴァント。
【黒い太陽EX】はテスカトリポカ自身のNPを50チャージし、自分以外の味方に30のNPを配布するというもの。
さらに宝具【第一の太陽】にも、味方全体のNPを10チャージする効果があります。つまり宝具を撃つことも戦術に組み込むと、味方にNP40配布が可能なわけですね。
これにより自身がアタッカーになるだけでなく、他にもアタッカーを用意して並べて戦うパターンがたくさん出てきます。これがとにかく楽しい。

テスカトリポカアタッカー型

NP50チャージ持ちの全体アーツ宝具という時点で周回アタッカーとしての利便性がすでに確保されているので、まずはテスカトリポカ自らがシステムアタッカーになるパターンが1つ。これは説明する必要もなさそうですけど一応。

基本はいつものWキャストリアでOK。ここ以降の画像はレベル90の時に編成例のスクショ撮ったやつです。
アサシンなので素の火力は低いテスカトリポカですが、各種スキルと宝具の追加効果によって結構補えているので普通に強め。

【闘争のカリスマA】は通常の攻撃力20%バフに加えて、ガッツ状態の味方はさらに20%上乗せ。合計40%の攻撃力アップとなりなかなか強力。
そして【山の心臓A】には自身をガッツ状態にする効果があるので、こちらを使ってから【闘争のカリスマA】を使うだけで40%のバフを獲得。

そんな【山の心臓A】自体も強力な火力スキルで、アーツ性能30%バフと神性・超巨大特攻をそれぞれ50%もらえます。特に神性特性を持つ敵は結構多いので刺さる場面はそこそこありますね。

加えて宝具には3ターン持続する宝具威力アップバフ。ターンを跨ぐので、システムアタッカーとして毎ターン宝具を撃つ運用だと宝具バフが重なり、どんどん火力が上がっていきます。

それぞれカテゴリーの異なる攻撃力・カード性能・宝具のバフを持っているので隙がない構成。
FGOのダメージ計算式は「それぞれ異なる種類のバフは乗算」というものなので、テスカトリポカのように異なるバフを持っている方が基本的には強いんですね。
そういうわけで自分自身をアタッカーにする運用としても、スキル構成はかなり優秀。

実際の運用としては、事前にテスカトリポカのアペンドスキル2を開けておきたいところ。その上で【黒い太陽EX】とWキャストリアのNP20チャージスキル、アーツ性能アップスキルをテスカトリポカにかけて始動。
あとは2wave、3waveでキャストリアのスキル1を切り、足りない分のNPを補いながら宝具を連射していく感じですかね。

ポカポカシステム

自前でテスカトリポカを持っているからこそできるのがWテスカトリポカ、いわゆるポカポカシステム。名前がかわいい。そしてこれが楽しい。

1、2waveをそれぞれのテスカトリポカで突破、最終waveをメインアタッカーで突破する、全員が宝具を使用するパターン。
テスカトリポカ2人というのがかなり強く、それぞれのスキルで互いにNP80チャージ、攻撃力が80%アップという状態が作れます。
さらに3人目のアタッカーにはNP60チャージ、さらにテスカトリポカが宝具を1回ずつ撃つため、最終waveの時点でNPは80チャージ状態。
アペンドスキル2が最大強化されているサーヴァントは初期NPが20から始まるので、全員準備済なら完全に礼装フリーでの宝具3連射が実現します。こりゃ楽しい。

道中のwaveをテスカトリポカの宝具で突破できるだけの火力は必要ですが、それをクリアすれば誰でもアタッカーになれる素晴らしいシステム。【闘争のカリスマA】の仕様上、自前でガッツスキル持ちのアタッカーの相性が特に良好。それがアルジュナ・オルタだったりモルガンだったりの強烈なアタッカーだったりするのがまた追い風です。
そもそもマスター礼装にはガッツ付与ができるものもあるので、そこまで考えると全サーヴァント対応。
なにより「ガッツスキルが間接的に火力スキルになる」というのがいいんですよね。周回では何の意味も持たなかったガッツ付与に意味が生まれたのは素敵。
テスカトリポカからもらえるのが攻撃力アップバフのみなので、自分でカードバフや宝具バフを持っているアタッカーも相性はいいと言えそう。逆に攻撃バフしか配らないので、アタッカーは宝具の色を問わないのがテスカトリポカ。さすが闘争の神やでぇ……戦士の種類は問わない、戦うのならば誰でも援護しようというスタンス、いいよね。

アルクェイド&テスカトリポカ

YouTubeで動画を観て分かりましたが、実はテスカトリポカと相性が良いのがアルクェイド

テスカトリポカが【今を生きる人類】特性を持つため、アルクェイドの宝具でNP20をもらうことができます。
スキルも含めるとアルクェイドから都合50のNPをもらえるので、これを使いながらテスカトリポカが宝具を2連射するルート。アルク→テスカ→テスカですね。
……しかしテスカトリポカが【今を生きる人類】なのがなかなか趣深いというか。魂は神霊だが肉体は人間なので「今を生きる人類」として活動できるって自分で言ってましたが、やっぱり異質ですね……。

ということで面白いサーヴァントです

ライダークラスや特攻が刺さる相手にはしっかり自分がアタッカーを務めることができる上で、味方アタッカーへのサポートもきっちり行うことができるサーヴァント。
というかアサシンの全体宝具の中ではアタッカーとしてもトップの性能ですね。

細かいところですが、テスカトリポカのスキル全てが味方単体を対象に取らない=対象を選択する画面タップが不要なので、タップ数が少なく済みます。実際に運用している際のストレスが地味に減り、これが周回になると塵も積もれば……という感じで大きくなってくる。
さらにポカポカシステムの場合は1ターン目に全てのスキルを使用、その後は順番に宝具を撃っていくだけ。全体的にテスカトリポカを使った周回は操作の手間が少なめでいいんですよね。

実際に手に入れてみて分かりましたが、攻略サイトなどで見たスペック以上に強くて使いやすい性能ですが、それ以上に使っていて色々できるのが楽しいサーヴァントです。
現在引くことのできるガチャの中ではあまり優先度は高くありませんが、持っていると楽しい(個人の感想です)のは伝えておきます。

あと完全に余談なんですが、なぜヘブバンのモチベーションが完全に途切れた一方でFGOの方はなくならないのかをちょっと考えたんですよ。
理由の一つに、FGOは男性キャラクターにもめちゃくちゃ魅力的なやつがいることが挙げられると思いました。ヘブバンって女の子しか出てこないからね。
今回のテスカトリポカもそうですが、オジマンディアスとかモリアーティ(アラフィフの方)とか柳生宗矩とかスパルタクスとか、ちょいちょい自分にブッ刺さる男キャラいるんですよねFGO
それをいうとウマ娘も女の子しか出てこないやろ!とはなるんですが、なぜかウマ娘は大丈夫なんだよなあ。
意外とヘブバンって登場人物のキャラクター属性に広さがないのと、そもそも新キャラが増えることが基本的にない設定なのがダメなのかもしれません。ウマ娘の場合はどんどん新しいウマ娘が増えてくるし、史実の競走馬をどんな風に落とし込むのかで楽しんでいる部分もあってキャラゲーとしても複層的ですからね。