心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

auの通信障害、結構考えることが多い事件です

土曜日の深夜から、突然通信障害が発生したau
他の携帯会社と違って普段は全く通信障害が起きない代わりに、今回の障害の規模がとにかく甚大。全日本規模で丸1日以上という事態です。

この一件を見ていて色々思うことというか、考えることがあったのでそれについてさっくり書いてみようかなと。

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仕事電話が使えないとかの問題もあるだろうけど、一番は緊急時に警察や消防に連絡できないってことなんだよね。
今の時代だと、固定電話なしで携帯電話のみ使用している人もそこそこいると思うので、そういう人が自宅で急に体調急変した時なんかに普通に危険だという話。特にこの超暑い時期で、室内でも熱中症とかあり得ますからね。
個人的には100%手放しで「お疲れ様、大変ですね復旧頑張って!」と言えない部分がちょっとある。8割くらいはそういう応援の気持ちで、残りが「いや、こういうこと起こしちゃいかんでしょ……」っていう気持ち。
今の時代において携帯電話が使えないというのは、電気や水道が使えないのとあまり差異がなくなっているように思ったので。なくてもいい領域ではなくて、ないと生活レベルで困る人もそれなりにいるインフラに近い存在になってしまったということが分かった出来事のような気がします。


とはいえ流石にこっちから「損害賠償しろ!」とか言ってる人は流石に乞食みたいで気持ちが悪い。
それは会社側から発表されるまで待つべきだし、会社側の規約では使えなかった日数分の日割り返金なので、大した金額にもなりません。まあ多分そういうの読んでないから「損害賠償でたくさん金もらえる!」みたいに勘違いしてるんだろうけど。正直「私は頭が悪いです」って宣伝してるようなもんだから、損害賠償をこちらからチラつかせてる人は大変ダサい。

ということでユーザーもユーザーで問題のある方は多く、auショップに行って長いこと文句言い続けているご年配の方なんかもいたらしいですけど。当たり前だけど、これauショップの人がどうにかできる問題でもないわけでして。
コールセンターに電話する人も同様。年配の方の場合年齢もあって、そういうことしてもどうにもならないことが理解できないんだろうから仕方ないんだけど……うーん。
auショップに直接乗り込んでも復旧が早まるわけではない」ということを想像したり考えたりできない人は、まず自分自身のアップデートに意識向けるべきですね。

そして政府よ。なんか総務省から人を派遣したらしいけど、これ現場からすると一番邪魔ですからね。まあ岸田総理の指示かは分からんが。
震災後の福島原発に、当時の菅直人総理自ら行ったのを思い出しました。お前が現場に行ったところで何が分かるの?何ができるの?と。
経験則ですが、これやっちゃう人は外れの上司の確率そこそこ高いんですよ。「仕事している感」だけは表面上出るんだけど、その実なんの役にも立たないどころかただ現場かき回すだけのパターン。
こういう時に無駄に偉い人派遣すると、そっちの対応に追われて本来やるべきことが遅れるんですよねえ……結局岸田政権、そういうところの判断が旧民主党レベルってことですか?