さて、前回のラストで公務員を辞め、民間に下野することを決断した栄一。
これ直前まで命令されていた三井組とか、突如そんな栄一が同じ立場でライバル企業化するのそれはそれで気分悪くないっすかね？
あとちょっと調べてしまったんだけど、渋沢栄一の女性関係酷すぎて単純に尊敬できなくなってしまった。子供多すぎて正確な人数分からんっぽいし、そのせいで発生しそうな遺産の問題解決するために「渋沢同族会」なんて発足するとかいう。ちょっとその辺に関してはダメ人間だったのでは……。
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人巻き込んで自分が辞める。
栄一くんこういうパターン多いよね。焼き討ちしようぜ！からの幕臣への転身とかも大筋同じムーブに見える。
関係ない立場から客観的に見てると、この人は他人の人生に影響与えまくっておいて自分はそこから去るって動きを繰り返しているので、個人的にはあんまり一緒に働きたくねえなあ……。
栄一だけじゃなくて井上さんも辞めちゃうっていう。
んで辞めて早々井上さんと一緒に痛烈な政府批判を新聞的なやつでぶちかましてしまいました。流石の大隈重信のキレてるね。
なんか勝手に三井に入社することになっている渋沢栄一。いや、こんなことはフィクションでも流石にないやろ……まさかマジでこんな一件あったの？
栄一くん考え甘いよなあ……民間に降って自分で商売やるとなったら、当たり前だけど他の商人は基本的に全部敵でしょうが。
第一国立銀行。
筆算と算盤、どっちが速いのかバトルが始まります。「論語と算盤」の著者でもある渋沢栄一としてはどういう気持ちなのか。
そして算盤の方が速いッ！！やりますね……。自信あったっぽいな。
これ本当に五代さん、栄一の道の行く道の先輩だなあ。
五代友厚の言う「魑魅魍魎」の一人、岩崎弥太郎。この時代で登場となると、既に弥太郎さんが三菱商会で大成していますか。龍馬伝の汚ねえ岩崎弥太郎思い出しますね（褒め言葉）。
これは……親父に続いて母ちゃんも亡くなる時が近いな、これは。
栄一、実は人の気持ちあんまり分からない人？母さんや奥さんの気持ちを隠れて聞いて、初めて色々理解している。
なんか今週観てると栄一に対して批判的になっちまうのはなぜでしょうか。この人無責任すぎない？仕事もプライベートも。
喜作がイタリア行ってる間に栄一が政府辞めてるし。喜作も政府辞めて、横浜で生糸の商いをするらしいですよ。
喜作、徳川慶喜が戦うことを望んでいないことを知っていながら戦いに踏み切ったんかい。なんでそんなことしたのかが知りたいんだけど……。
デカい意味で多くの人を幸福になることを考えている栄一だけど、それやりすぎて近くの人の幸福が後回しになってるんだよね。
母ちゃんのこの言葉、思う節ありすぎるんじゃないですかね……。
家に嫁さんと浮気相手一緒にいるの、どうやっても誰かは幸福になれない状況なのでは？
……と思いましたが、千代さんが人間的に良く出来すぎててなあ。お母さんの最期に立ち会うところに浮気相手の方を招くのが千代さんという構図。まあこれ、お互いに気を遣ってるわけだからやっぱり純粋な幸福には見えないという。
母ちゃんが最後に声をかけた相手が栄一じゃなくて千代さんなのは結構深い気がするな。
ちゃんと幼少期の「みんなが嬉しいのが一番」という母ちゃんの言葉が伏線になっていたのか……今の栄一の行動原理、母ちゃんだった。人間的な部分は親父が、行動理念は母親が……って感じなのかな。
一方日本の情勢が荒れてますね。
なんか大隈重信が闇堕ちしてない？政府に忠実に動く商人。それが岩崎弥太郎率いる三菱商会だった。でもこのオッさん、政府すら利用する気満々でしょうよ。信長の野望でいったら野心100だろ。
半沢直樹みたいになってきたところで次回「論語と算盤」。
ここにきて大久保利通が頭下げてきそうですが、そんなことより来週は選挙があるから放送時間早まるの忘れちゃいけねえや。
