心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

青天を衝け 第24回「パリの御一新」感想

すっかり油断してましたが、放送の1時間前に「あれ?オリンピック終わったしそろそろ放送再開……?」と思って調べたらビンゴだったという。
ゴーストオブツシマの追加コンテンツも目前に迫り、久しぶりに遊んでいたら割と時間忘れそうになるくらい対馬観光に入り浸っていたので危ないところだった。

えーと……前回の話では、栄一が髷を落としつつ民主政治の形を西洋社会から学んでいる一方、日本では江戸時代が終わりを迎えようとしていたってところですかね。
やっぱ1ヶ月も空くと忘れるなあ、話。そういう時に自分が書いていたブログがそのまま思い出すヒントになりますね。

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渋沢家の実家には年末泥棒入ってみたいですね。そんな渋沢家に杉浦さんが直接栄一のお手紙を持ってきましたよ……これ直接持ってくるかね?

慶喜の弟の写真ですよ」で手を合わせるのは時代ですね。
んで断髪して西洋服を着た栄一の写真で「あさましい」という千代さんもなんか……こんな感じだったっけ?この人。

「今、日の本がどうなっているのか」
とんでもねえことになっていた。既に政権を返上していた。
うーん、こうなると幕府の指示によってパリにいる栄一達の立場が途端に不安定にある気がする。経済的・物理的な意味でもバックボーンがバッサリ失われるし。

金が工面できないチームパリ。
証券取引所が出てくるってことは……栄一くん、自力で金を生み出す流れか?

長七郎が牢を出ました!とはいえもう無になっちまってるな。長すぎる牢獄生活でした。まあ一人斬っちゃってるのは事実だし……。
なんか千代さんの考え方の方があさましいと思ってしまうんですよね……武士って外見が全てなのかよっていう。むしろ写真だけで何が分かるんですかね?これ。

日本の様子が全て御用状からでしか分からないのは苦しいな。
この手紙の内容は鳥羽伏見の戦いですかね。幕府が朝敵になってしまいました。さあ、日本では幕府のために土方が戦っているな。せっかく栄一と交流するシーンもあったし、今年の土方結構好きなので出番期待してますぞ。

栄一が徳川慶喜に対してキレております。
この時勢の日本に、幕府側の人間がパリから帰国するってだけでもう怖いんだけど。無事に帰れんか。つーか帰ったところで薩摩に捕まったりしたら終わりじゃないのか……。

喜作からの手紙。
なんか喜作死にそうだなあ……と思ったけど、さっと調べたら普通に明治時代を生きますねこの人。

栄一……というか、吉沢亮あれよね、ドス効いた演技めちゃくちゃかっけえなって。
ああいう場面で静かにキレ始めて、最後に「今すぐ出てけ!!」は半沢直樹感ある。

まあ露骨な戦術だよな。パリの公子を水戸藩主に据えることで強引に帰国させる。
タイトルの「パリの御一新」とは、日本の政治の「御一新」の影響を受けて留学が中途半端に終わることを指しているんでしょうか。
「日本に戻っても、私のそばにいてくれぬか」に返答はしない栄一よ。嘘つけない人だよな。

しれっと証券取引所で既に設けていた栄一。ちょっとクラウドファンディングっぽい説明になってるな。
みんなが少しずつお金出して、デカイことやる。渋沢栄一が探し求めていたことはコレだったようです。
本当にいい先生に出会えたよね、栄一。パリで得られたものが大きすぎる。そのまま明治時代の栄一がやることの土壌みたいなものです。

インモルテルの花は「不滅」を意味する。粋な別れのプレゼントだ。
フランス編終了……。


次回「篤太夫、帰国する」。
さあ見ることが出来なかった激動の日本。その悲しみが全部栄一に襲いかかりそうな予告だ。