心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

仙台市長選だよ

さて、本日8月1日は仙台市長選。自分も朝イチで投票してきましたが……。

正直、過去最高クラスで手応えがないというか。
現職の郡和子さんにはこれまでの市長としての実績を踏まえるとあまり期待はできないが、じゃあ対抗して立候補した加納三代さんに期待できるのかというとそういう印象もない。

これ書いている時点では開票されてないから予想の話になるけど、おそらく消去法的に郡市長再選になるんじゃないかなあと。
ただしこれは郡市長が評価された結果ではないんだぞってのを本人には肝に銘じていただきたいなあと思う仙台市民であります。

スポンサーリンク


夕方のニュースなどでちらほらこの2名のインタビューなども観るんだけど、郡さん以上に加納さんが頼りなく映るんですよ。
よく言えば優しいとも言えそうだが、個人的にはとても市長としてリーダーシップ発揮できそうには見えない話し方。郡さんですらあまり人を引っ張るようには見えないのに、それ以上の人出てこられてもねえ。

そして肝心の政策面でも、まあ既にやっていたり考えつつ動きは進んでいるのでは?というものが並ぶ。
個人的には加納さんの掲げる「学校の宿題廃止」がちと引っかかる。宿題、別に悪いことじゃないと思うんですけどね僕。自分の実体験としては、宿題システムがないと自分から学ぼうとする回路が育ちにくい気もする。なにより「宿題をなくして学力格差をなくす」がよく分からない。
まあ、民間の力を併用して学力補う戦略なのかもしれないけど、塾とか当然月謝があるわけで。宿題なくしたら貧しい家庭との学力格差がむしろ拡大しないかなあ……とか思ったり。学校外学習を受けられる/受けられないの格差が、そのまま学力格差に繋がりませんか、これ。

一方郡市長側は、今まで実際に市政を行なってきただけあって、10項目にまとまったある程度具体性のある公約を掲げている。
既に仙台駅前の広場化構想とか動いてますしね。とりあえずコロナ対策は当然第一に掲げながら、企業誘致などの経済政策も盛り込んでいます。

やっぱり2つの陣営の政策見比べても、まあ郡さんの方が……みたいな。


はっきり書いてしまうと郡市長が優れているのではなくて、今回の場合加納さんが対抗馬として弱すぎる感じかなと。
……これだけ書いといて、蓋開けたら郡さん負けたりした場合は加納さんに謝罪するしかねえな。