心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

政府支給マスク、間に合わなかったですね……

今週に入って、仙台でも徐々にマスクが買えるようになってきている。
10枚入りとかの少なめの枚数のものなら、まあ普通に流通し始めていて買えますね。近いうちに50枚入った箱売りのマスクなんかも並ばずに買えるようになってくると思う。

1からの流通論<第2版>

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  • 発売日: 2018/11/23
  • メディア: 単行本

結局政府から支給されるという2枚の布マスクは届く気配すらないうちに使い捨てマスクが再び手に入るようになってしまったわけで、そうなると今更届いても布マスク使いませんよねっていう。
金銭的・社会的補償もそうだけど、とにかく全てにおいて遅い……。

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医療現場に優先して使い捨てマスクを供給するために、国民には布マスクを配布するという方針だったと思うんですけれども……その使い捨てマスクが国民が買える程度に供給され始めている今となっては、結果論的だけどこの布マスク配布政策は失敗と見ていいんじゃないかと思う。少なくとも今の段階で各家庭に布マスクが届いていない時点でねえ……。
この布マスク配布の要点は「マスクが手に入らない国民のための補填」だったと思うので、速度が遅かったことでこの目的が達せられていないので失敗かな、と。


うーん……。
こうなってくると、布マスク製造や供給関連の仕事を受注した業者さんには申し訳ないけど「もうこの政策を最後までやる意味なくね?」と思ってしまうんですな。だって布マスクより性能の良いマスク買えるんだもの。
これから配布するにあたりかかる検品費用とかの情報を読んでいると、もうマスク配布を停止してここからかかるであろう費用を別の政策に回した方が……。
こういう速度が優先されるようなことに速度を上げられないのはずっと問題よな。それなのに法改正とかサクサク進んでいるように見えてしまうから余計反発起きるんだろう。

実際はどうかなんて確認できないのでただの想像に過ぎないのは事前に言っておきますけど、それこそ法改正も急に降って湧いた話みたいに取り上げられているが、前から話としては詰めていて、それをコロナがあろうがなかろうが予定通りのタイミングで出したってだけな気もするんだけどどうなんだろう……。
コロナ対策系のいろんな方策については、当然コロナ発生後にゼロからスタートした話ですから。それを早く進められるようにしようよ、とはずっと思っているが、現実としてこっちがスピード感のある実行ができていない中でコロナ前より法改正は淡々と準備していたとすれば、まあ法改正の話も準備できれば表に出すだろうとは思います。だからこそ法改正のほうは一旦中断しておけよって話になるのもよく分かるが。

「突然出てきた話」っていうソース持ってる方いたら教えて欲しいです。

追記(5/17)

こちらの記事で弁護士さんが今回の法改正の問題点を整理してました。直前で追加された内容の方に問題があるってことみたい。論理的に反論している方々の論点は分かった気がする。

ただし「詳しく分かっていない人が反対と言っているのはおかしくないか」という問いに「全くの誤りです」の部分は同意しかねますかね。
というのも「仮に一部誤りがある投稿をしたとしても、訂正すればいい」と回答しているけど、端的に言うと感情的に調べもせず反対しているタイプの人間は「訂正しない」からです。