心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

とりあえず岸田さんが総裁になってホッとした

数日経っての気持ちとしてはこれ。本当は高市さんが国防など政策を見直すと個人的には一番良かったけど、重要なのは「河野さんにならなかったこと」なんだよね。そこが防げただけでもひとまずってところです。

総裁選に立候補してからの河野さんがどの角度から見ても賛同できなくて、この人はトップにしてはいけない人物だというのが現在の自分の判断。
国防に対する認識の甘さ、消費税の活用法における考え方、父親の会社と中国企業の関係、靖国神社参拝に対する見解、石破・小泉が援護に回る人脈などなど……。毎日何かしら出てきてたから、河野さん。
コロナワクチン関連で実務はできる人なのは分かっているので、辛辣なこというと自分の意志では動かずに言われたことを実直にこなしていて欲しい感じです、はい。

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自分が推していた高市さんだって賛同できない部分もあるわけですが(表現規制への考え方とかね)、それでも存在する選択肢の中から選ぶしかない場合、まあ高市さんかなってイメージだったわけです。
自民党総裁選に対する投票権はないから何もしようがなかったわけですが、結果は実はそんな感じもしていた岸田さんに。直前の協力体制発表なんかもあり、岸田内閣で高市さんも要職に。一方河野さんは広報本部長に……微妙に政治の中心から外されている感ある人事。広報担当だけど、Twitterとかでバンバンブロックしてますが大丈夫か?


岸田さんの掲げている政策、全体をざっくり見てみると安倍政権時の経済政策の弱点だった中小企業の成長を意識していたりしつつも、国防なり何なりトータルで言うと中途半端というか、賛否両論出るような強いインパクトのある政策はない感じがする。そういう意味でも今回の立候補者の中でもマイルド路線かもしれない。
コロナ対応、デジタル化、経済政策……やらなきゃいけないことはちゃんと提示しているし、その通りやっていけるなら悪くはないんじゃないかなと。
ただ相変わらず自民党お馴染みの緊縮財政タイプの考え方の人なので、おそらく景気は良くならないっすね。
外交面では協調タイプらしいので、変に中国あたりに弱腰にならないことをお願いしたいところ。人権問題に対しても関心のある方のようなので、しっかりアメリカとの連携強化しつつ毅然とした態度を示さなくてはいけない所は折れないでいただきたいもんです。

あと若干不安なのは発信力の弱さ。河野さんや高市さんに比べるとやっぱ発信力は弱くて、菅政権が終始批判されていたのは菅総理の発信力の弱さが原因だったと思うので。
以前書いたけどリストアップすれば菅政権って結構な成果あげているわけですが、それをちゃんと発信できなかったから不満が出続けた。コロナ対策もちゃんと説明できていればここまで言われなかったと思うんですよ……。
ということで「ちゃんとやることやってるのに批判される」みたいな菅政権状態にならないように、言うべきことはちゃんと発信できる政権になればいいなあと思います。


……まあこうやって書いてると、我ながら自分の現在に思想はバリバリの保守寄りなんだろうなあこれ。
自分の生まれ育った日本という国を愛していて何が悪いんすか?って感じではあるんだけどさ。一つの国として守るための国防を考えたり、当たり前だと思うんですけどねえ……。