心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

村井知事と郡市長の対立を考える

普段なら水曜日はブログお休みしてますが、ここはタイムリーなのでこの話題触れときますか。仙台市民だしね。

以下仙台放送のウェブサイトから引用。

村井知事はこれまで、宮城県内ではプロ野球やJリーグ、コンサートなどのイベントが観客を入れて行われているとした上で、「オリンピックを楽しみにしている人が観戦できないのは極めて不平等である」と、宮城スタジアムでのサッカーの試合も観客を入れて行い、東日本大震災からの復興を世界に発信していきたい考えを示していました。

この宮城県の方針について、県や利府町に批判的な意見が多数寄せられていたほか、宮城県医師会、仙台市医師会、東北大学病院が県に対し無観客とするよう要望し、仙台市郡和子市長も13日の会見で無観客での開催を組織委員会に要請する考えを明らかにしていました。

観客をめぐってのこれらの動きを受け、村井知事は先ほど記者団に対し、「対応に変更はない」とした上で、観客を受け入れて開催する方針を改めて示しました。

宮城県・村井知事・・・改めて「変更なし」五輪サッカー観客受け入れへ<宮城> | 仙台放送

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基本的には郡市長の言い分に賛成なんですが

「今宮城は感染者少ないから、東京などと同じように考えるな」という村井知事支持側の意見を見たんですが……この前の震災から10年のタイミングで何起きたか忘れてんのかな?と。
あの時にちゃんと引き締めなかった結果、県外から人が入ってきて何が起きたかというと感染者急増、そのまま緊急事態宣言となったわけです。
少なめに抑えられているからこそ安易に人が集まる場所を作っちゃいけないという前例ができたはずなんだがなあ。

……ということは踏まえた上で、なんだか郡市長側にちょっと違う思惑を感じるんだよね。

背後に仙台市長選を感じる

今まで(少なくとも自分の知りうる限り)コロナに対して自発的に何か発信してきた記憶がないのが郡市長なんですよ。それどころか、緊急事態宣言出した時も村井知事が全部話して、郡市長はというとただ横にいただけというね。

そんな人がこのタイミングで突如声を上げた。
正直なところ、市長選を睨んでの支持率稼ぎの気配がすごいんだわ。

「リーダーシップがない」みたいなことはおそらくずっと言われていて、というか考えてみても郡市長が行った実績とか全く思いつかないんですよね。個人的にはこの人が市長であることの特別な意味が見出せない、空気みたいな市長なのです。

郡市長のバックに立憲民主党が付いたことなども含め、どうも政局に利用されている感がするのがやや気分悪いところ。これまた個人的ですが、もう立憲民主絡んでる時点で何も信用できなくなるんだよ。

とはいえ市長選の現実は

対立候補として加納三代氏が出馬して、どうやら一騎討ちとなる様子。
ただ出馬の理由は「無投票になると政治離れが加速してしまう」ということなので、他の有力な候補者が出馬しないから自分が出るという若干消極的なのが気になる。調べてみた限りでは掲げる政策も特別なことなかったし……。

これ結局郡市長再選って流れが今のところします。選挙自体は行われるけど、立候補者の影響もあってか全然注目されない選挙になりそうです。