心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

日本のワクチン接種が遅いことを多角的に考える視点

いや……ちょっと我ながら恥ずかしいんだけど。
「日本のワクチンどんだけ遅いんだよ」とか思っていたんだけど、世界規模の視点入れてないとか、ワクチン接種の遅さ自体しか見ていないとか視野の狭い考えしてましたわ。

共同通信さんの記事によると、日本のワクチン接種が世界で100位以下、発展途上国並みだってことで問題視している論調なんですね。
今まではそりゃ政府の対応がぬるいからだよとか安易に思ってたんだけど、世界におけるそもそもの「日本の感染者数」見てなかったんだよ、この時の比較として。

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日本の感染者数も100位以下らしい

単純な考え方として、感染者数が多い国から優先してワクチン回すと思ったんですよ。そこには金銭的な話もあるし国力による贔屓みたいなものは存在してしまうとは思うけど、大まかな順番としてね。

具体的に挙げれば、今の日本とインド比べた時にどっちに先にワクチン回しますか?という話。感染者数や状況だけ比較した場合に。
根本的に、今の日本が世界的な時点で見た場合にワクチン遅れるのは普通なんじゃないかと思ってきたんだよね。もっと緊急的に必要となる国が沢山あって、ワクチンの数は生産される速度分しか用意できないんだから。

だからってオリンピックできるぜ!はまた違うけどね。それについては少し前に書いたけど。


そんなワクチン関係でも色々話出てきてて、自分で考えるってことを試されてる感ある。
高齢者優先でありながら、破棄されそうだったからそれを自身に接種した町長とか。個人的には破棄されるくらいなら打った方がいいし、それ以前に高齢者優先とはいえ町長のような立場の場合は優先していいんじゃないかと思っている。自治体のトップが動けなくなったらそのワクチン接種自体がスムーズに進まなくなる可能性もあるし。

こういうことあるとなんでもかんでも「上級国民が〜」みたいなこと言う人もいるけど、飯塚幸三と町長とでは話がまるで異なる。
ルールって厳密に守ればいいってもんでもないからなあ……それこそ基本となる「高齢者優先」を遵守するためにこそ、町長が先に接種するという例外があっていいのではないですかね。