心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

消費税を社会保障の財源にしているのがそもそもおかしいと思う

まあ順当に菅さんが次の総理かなという感じですね。安倍政権を支持していた層にとっては手堅いんじゃなかろうか。

そんな政権支持者でもその中に問題があるのは分かっていて、良い点・悪い点どちらもあることを見定めた上で「まだ野党よりマシかなあ……」な訳ですからね。良い点無視して悪い点だけ並べて批判してるメディアやコメンテーターなどは反省してください。事実を全部踏まえて評価しろや。
そんな悪い点の一つが上がり続ける消費税かと思っております。

個人的に問題であり消費税が上がり続ける原因なのが、タイトルの通り政府が社会保障の財源として消費税を認識していること。

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国家として社会保障は国民に対して必ず必要なもの、つまり無くなってはいけないもの。
それの財源に景気や経済状況などで税収が流動的に変化する消費税を充てていることがそもそも変じゃないかと自分は思うのです。

そもそも本当に社会保障に充てているのかすら怪しいんだけど、実際そのつもりで考えているとしたらこれからの消費税も地獄。
社会保障が必要な高齢者は増え続けていく一方で、人口自体が減少しているのだから消費税の税収は低下する。
それをなんとかしようとしたら、増税という考えに至るのは残念ながら自然ではあります。客数減ったから客単価上げようみたいな、そんな感じ。


社会保障ってもっと固定された安定供給できるリソースを予算として組まないといけないものだと思うんですよね。
スウェーデンみたいに「消費税25%!でも医療費激安だし学費は無料!」みたいな水準にできて、初めて成立するというか。


景気の改善が実際に体感できない中で、じわじわ消費税が上がる一方それによる具体的な国民への還元が提示されないってのが続く限り、ただ不満が溜まるだけだと思います。