心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【FGO】終わりのエリザベートが配布の強さじゃない

ハロウィンイベントの配布サーヴァント、終わりのエリザベート

こちら、配布とは思えない強サーヴァントとなっております。
個人的には、仮にガチャ産サーヴァントだったとしても1枚は引きに行きたいなあと思うレベルの性能をしています。マジでこれ配布でいいのか。

すごく簡単に一言でいうと「マーリンに迫るサポート性能を持ったアーラシュ」であり、分かる人にはこれだけで終わりのエリザベートの強さ・優秀さが分かってもらえると思います。

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スキル

【シュラインメイデン・マーズ A+】

・自身のNPを30チャージ
・味方全体にNP10チャージ状態を付与(3ターン)
・味方全体にスター獲得状態を付与(3ターン)

【パンプキンプラネット EX】

・味方全体の攻撃力アップ(20%/3ターン)
・味方全体のクリティカル威力アップ(20%/3ターン)
・ハロウィンフィールドの時、味方全体のクリティカル威力アップ(30%/3ターン)
・スター30個獲得

【星を統べるもの B】

・味方単体のバスター性能アップ(50%/3ターン)
・味方単体のクリティカル威力アップ(50%/3ターン)
・味方単体のスター集中度アップ(3ターン)
・自身のHPを1にする
・自身に自焼状態を付与(ターン終了時にHP1000減少/3ターン)

合算すると、味方アタッカーに対して攻撃力20%、バスター50%、クリティカル威力70%のバフを付与しつつ、同時に味方全体にNPチャージ・スター獲得状態も撒くというバフ量。ハロウィンフィールド時限定のやつは基本発動しないと思っていいので省いても、トータルでこれだけのバフを付与できるわけです。
高いクリティカルバフと同時にスター獲得、さらに味方単体に対するスター集中アップも持っているので、終わりのエリザベート単体でクリティカル支援が完結しています。

【星を統べるもの B】によってターン終了時に終わりのエリザベート本人は退場しますが、NPチャージ・スター獲得効果は味方に付与しているので次ターン以降も機能する優秀さ。
むしろ次ターンには控えていたサポーターが出てくるので、アタッカーの火力はさらに増していきます。
バスター支援がメインなので、光コヤンやオベロンが定番。終わりのエリザベートでは薄めの攻撃力・宝具バフを付与できる諸葛孔明も面白いでしょう。

終わりのエリザベート本人のNPもケアするのであれば、NP配布も合わせ持つアタッカーが相性良好か。
例えば第3再臨のオルガマリー。エリザベートにNP30を配りつつ、オルガマリーはバスター宝具なので噛み合っています。
他には終わりのエリザベートより先に宝具を一度撃つ必要はあるがアルクェイドや、本人はアーツ宝具なのでバスターバフが機能しないけどテスカトリポカなんかも一応候補にはなるのかな。
スキルによるNP30+アペンドの20があるので、礼装なり他メンバーからのNP50を確保できれば、終わりのエリザベートが宝具を撃てるのは編成時に考えておきたいポイントです。それこそオルガマリー+孔明で50確保とか、バリエーションはいくらでもありますからね。

終わりのエリザベートによる擬似オダチェンに加えて、マスター礼装によるオダチェンも使えるのが強さのポイント。単純にアタッカーにバフをかけられるサポーターが一人増えているようなものなので、サポーター運用としての終わりのエリザベートはポテンシャル以上に強いはずです。

……と、ここまでサポート性能を中心に書いてきましたが、先に書いた通り自分自身に対する即時NP30チャージも所持しているため、宝具も比較的簡単に撃てます。
ここがさらに利便性を高めている要因。

宝具

【終焉の三つ首怪獣、再び来る】

・自身のバスター性能アップ(3ターン)から放たれる全体バスター宝具。
攻撃強化解除・呪い付与・やけど付与のおまけ付き。

宝具の性能自体は特筆することもないんですが、先に書いたスキルによるターン終了時にHPが0にして能動的に退場できる運用のおかげで、全体宝具ってだけで価値が高いです。
【星を統べるもの B】を使用、そのターンのうちに宝具を撃てば、敵を倒した上で自分も退場。このムーブが強いのはアーラシュや陳宮で既に実証済みですが、ここに大量の味方支援バフも絡んでいるのが本当に強力。

スキルによる極めて高い火力支援能力を有していながら、自前NP30チャージを持った全体宝具。
1wave目にメインアタッカーにバフを渡すだけ渡しつつ、本人は雑魚処理して退場する。レアリティの差があるので当然っちゃ当然ですが、比較すると火力が低い以外はアーラシュの上位互換です。
この動きだとメインアタッカーのNPは宝具2発分だけ用意すればよく、その辺で編成の自由度も少し高まるのがいいポイント。

ここまで便利要素が揃っている上で、配布だから誰でも宝具5にできるのが終わりのエリザベート。いいのか本当に。

総評

スキルによってNP・スターの供給、攻撃バフ・クリティカルバフ・バスターバフを付与することができる。
その上で全体攻撃宝具で雑魚処理をしつつ、アーラシュ同様に退場して控えのサーヴァントを呼び出せる。

単純に強すぎます。豊富なバフを与えつつ、自身は倒れて後ろから更なるアタッカーやサポーターを呼んでくるという時点で編成の圧縮能力も高い。
似たような使い方になるサーヴァントとしてミスクレーンや水着クロエなどが挙げられますが、それらと違って全体宝具による敵の処理を行いつつ退場できるのは活躍する場面が極めて多いように思います。

敢えて弱点を挙げるなら、特攻などがないため本人の宝具火力が低めなことくらいか。
ここに関しては聖杯入れるなりフォウくん使うなりで、ステータスを上げてケアするといいですかね。自分も聖杯を使って、レベル100までは上げてしまうつもりです。

はっきり言ってFGOやってたら回収しない・育てない理由がない配布サーヴァントであり、ガチャ産のサーヴァントを含めた全体の中でも優秀なレベル。
なんというか、この性能が配布で出てくるあたりに「本当にFGO第2部も近いうちに終わるんだな」という気配を感じますね。

というか第2部終了後はどうなるんですかねえ?11周年まではやるみたいだけど、その後も続くような構想はあるんだろうか……。