久々にFallout76の話題です。
大型アップデート「マイルポスト・ゼロ」によりダメージ計算式などにもテコ入れが入った結果、一部武器の継続ダメージが大幅アップ。
弓で言えば、火矢・毒矢などのモジュールに変更した際の継続ダメージですね。
画像でいうと射撃本体のダメージは物理120、炎88になっていますが、そのほかに継続炎ダメージが600になっています。5秒間かけて合計600ダメージ与えるってことですな。うん、強すぎるね!
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合わせてレジェンダリー効果も、そのモジュールを手に入れれば自分で組み替えることができるようになりました。
自分の場合★2の【V.A.T.S.強化】と★3の【知覚の】は持っていたモジュールから付与したもの。
お陰で遠距離からのV.A.T.S.命中率がかなり高いので、元々静音性の高い弓でのステルスアタックが捗ります。
毎度お馴染み、ぬかキャンさんの継続ダメージ検証記事を2つほど。具体的な数値などのデータは、ぬかキャンさんを読んだ方が分かりやすいです。
爆発にも継続ダメージが乗るので、それ用にビルドを組めば範囲内の敵全てに継続ダメージをばら撒けるように。これがまた強い。
現在の挙動が正しいのか分からず、今後修正される可能性もあるのでちょっと不安ですが、現在のところ火矢モジュールの場合、それ自体が爆発する範囲効果を併せ持っています。
そのため火矢モジュールを使う場合、★2レジェンダリーに【爆発の】を付ける必要がないのが嬉しい。
爆発範囲が広がるPERK【Grenadier】の効果もしっかり反映されるので、おすすめです。
さらに火矢モジュールの爆発は、自分の近くに着弾しても自傷ダメージが入りません。ここ地味に嬉しいポイント。
毒矢の方は、火矢すら大幅に上回る継続ダメージ。ぬかキャンさんの記事では、不屈ビルドを組んだら継続毒ダメージが1400超えてますね。怖すぎだろ……。
ただしこちらは火矢と違い、そのままだと当然爆発しません。毒矢で範囲攻撃をしたい場合は★2【爆発の】
モジュールを付ける必要があります。
その上で火矢とは異なり、自傷ダメージも入る。凄まじい火力になった毒矢は、近くの敵に撃ってしまうと自分自身にも牙を向きますね。凄まじい高火力になったので、当然のように凄まじい速度で体力が減ってあっという間に紙袋になるので注意。
火力を追い求めるなら毒矢+爆発なんですが、普段使いの安定感を求めるなら火矢+命中関連のモジュールという組み合わせが丸いかなあと思います。適当に撃っても自分にダメージが入らないのは偉い。
その辺の敵なら、火矢の600ダメージでも十分すぎる火力ですからね。
継続ダメージがダメージソースなので、基本胴体撃ちでOK
で、実際に運用する際のちょっとしたポイント。
与えるダメージの中心は継続ダメージのほうになるので、他の武器のようにV.A.T.S.で頭部を狙ったりする必要性が相対的に低いです。これは個人的に結構メリット。
というのも頭部を狙ったりすると、基本的にV.A.T.S.命中率は下がります。当たらなければ継続ダメージもそもそも入りません。
そして継続ダメージは、弱点に命中させたからといってその量が増えるわけでもありません。V.A.T.S.クリティカルでも継続ダメージに関しては変動しない(はず)。
「どの部位でもいいから当てること」が重要になってくるので、離れた位置からでも命中率を高く保てるビルド構成にした上で、とりあえずヒットさせればいいということになります。よって命中率アップ系のレジェンダリー効果を優先して付けた上で、最も命中率の高い胴体に矢を撃ち込んでいくべし。
ついでに近くに他の敵がいれば、爆発に巻き込んでそちらも燃やしたり毒にしたりできるって寸法です。
PERKの構成・武器のレジェンダリー構成が、他の武器のセオリーとかなり異なります。クリティカルビルドとも違うし、ヘビーガンで火力を出すような構成とも違う。なかなか新鮮な気持ちで楽しめますよ。
例えば武器なら★1の【対アーマーの】など一般に大人気効果ですが、このレジェンダリーの敵の防御ダウン効果は継続ダメージには反映されません。よって他のビルドなら候補に入る【対アーマーの】は不必要。
PERKの方も、他のビルドほどクリティカル面を意識する必要性はなさそう。とはいえ今のところ、自分はクリティカルビルドを流用してちょっといじっただけのビルドです。この辺ももうちょい詰めたいところですね。
注意点
実際に使ってみると苦手なシーンも明確にあって、継続ダメージがメインソースとなるため敵がすぐに倒れません。分かりやすくいうと撃ち合いや接近戦は苦手。
「矢がヒット→数秒かけて炎ダメージが入り、体力がゼロになると倒れる」という挙動になるため、発見された状態での戦いはちょっと苦手。体力の低い相手ならそれで十分ですが、体力が多めのスーパーミュータントなどは、身体が燃えたまま攻撃してきます。弓一発で倒しきれない耐久力の相手だと、やはり2発目を撃つ間に近寄られたり、銃撃されたりしますね。
サブウェポンとして近〜中距離をカバーできる武器を持っておくのがいいかなあという感じ。今はなんとなくショットガンのコールドショルダー、そして近接武器でオートアックスとV63ツヴァイハンダーを握っています。
ダメージソースとしてはあくまでも弓になるので、ショットガンの部位破壊で足止めしたり、近距離武器はギリギリ弓で削りきれなかった分のトドメという感じで使い分けるのがいいのかなと考えています。
楽しくなってるからみんな弓使おうぜ
ということで超強化された弓でした。
アップデート後は、明らかに使っている人が増えました。これまでにないビルド構成になるのでやっぱり新鮮で楽しいからでしょうか。
爆発に継続ダメージが乗ってる挙動もなんだか怪しい気がしますが、この辺は修正しないで欲しいところ。これがあるからこそ、今まで空気みたいな存在だった弓にスポットライトが当たったわけですからね。こうやって今まで使われなかった武器が注目されるのは面白いんだ。
年末には★4レジェンダリー効果の追加、来年にはグール化システムの追加も予定されていて、まだまだ面白いFallout76。
割と今では誰にでもおすすめできるゲームにまでなっていると思いますよ。ポストアポカリプス世界で、のんびり生活するのは独特の楽しさがありますね。