心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

光る君へ 第25回「決意」感想

今回の大河ドラマ、各話のタイトルがちょいちょい「登場人物それぞれの」話だったりします。今回の「決意」というタイトルも、それかなという感じ。

まひろは宣孝と結婚する「決意」でしょうし、道長は定子が帰ってきたことで政務を疎かにする一条天皇を見て、政治的な何かしらの「決意」をするのかもしれません。

スポンサーリンク


為時とまひろ親子、越前民の暮らしを直接見学です。
どうやら越前製の和紙は品質がよろしいようで。
文学少女のまひろさん的もこれにはにっこり。

ああ……これ荘園システムの租税か。決められた租税分の紙よりも多く納税されています。要するに溢れた分は、役人への賄賂のようなものですね。
ちょっと余談ですが、今個人的に『荘園』という本を読んでいるので、なかなか面白くて。

この場合、為時さんの考え方がイレギュラーなのよな。荘園について色々知ると、当時は相当悪どかったからなあ……。
4年後に為時さんの任期が終わったら、一旦大人しくなっていた現地の任官もまた嫌がらせを再開するだけですからね、これ。

まひろさんは先に都に帰り、宣孝さんとの関係に回答を出すことにしました。
「誰を思って都に帰るのだろう」というまひろの独白はなかなか。そしてそこから妻と子供に囲まれる道長のシーンに繋ぐのもまたなかなか……。

なんかいいねえ……。
乙丸もいとも、お相手ができましたか。こうやってずっと為時やまひろに支えてきた人たちの個人での幸福な姿を描いていくのも素敵です。
こういう姿を見ると、まひろさんの気持ちも動くのでしょうか。

さて、朝廷編。
道長安倍晴明が新年早々に密談。晴明によると、ここからしばらくは凶事が続くそうです。しかも疫病に地震に火事に洪水にとオンパレード。
原因は一条天皇なので、そこを諌めないと何やっても災いは避けられないそうです。
安倍晴明が言う、道長が持っている切り札とは……?

もうダメだこれ。一条天皇は政治家として使い物にならない。
「帝の許可がないと治水工事すらできない」というの、道長的には絶望的にキツいなこれ。
一方で軽口は叩くけど、政がしたいという隆家はなかなか頼れそうですね。

流石に一条天皇くん限度がありますねえ……。
関係性を考えると定子までならギリセーフかもしれないけど、伊周まで優遇してしまうとやっぱりねえ。

いよいよ凶事の連鎖がスタートしてしまいました。
右大臣が全然使えない!これは道長、自分力だけでなんとかしないといけない感じでしょうか。ハードモードすぎる。
本当はなあ、現在の一条天皇を定子が諌めることができるのがベストなのかもしれませんが。今のこの感じは、道隆が権力を握っていた頃のそれと同じなんだよなあ。民のための政治を完全に無視して、自分たちの楽しみだけを奨励している地獄。

左大臣道長、この場に直接乗り込んで天皇に直談判するというのがまさに「決意」でしょうか。
道長、上手いこと言いますねえ。天皇の顔を立てつつ諌める絶妙な言い回しです。「今回の治水ミスは私の責任です。帝の許可がないと政務は行えません。左大臣辞めます」か。
これで天皇もいくらか改善すればいいんだけど……。

うおっ!道長と宣孝がここで会うのか。
で、なんで宣孝が直接「私がまひろの夫なんです!」って道長に言うのすげえわ。
面白おかしくやっているけど、これは宣孝なりのケジメなんでしょうね。まひろにも道長にも、ちゃんと筋を通すっていう。
まあそれはそうと、まひろと道長の感情は強めに揺さぶられるわけですけど。

道長から結婚祝いの品と手紙が。手紙は道長直筆ではないようですが、それでもこうやって贈り物が届くのはなんともコメントに困る。


次回「いけにえの姫」。
タイトルがすげえ不吉ですが、一方でコメディパートもありそうな次回予告。
とりあえずまひろさんと宣孝さんは面白新婚生活なのか、早速大喧嘩なのか。