前々から「始めたいけど始められなかったこと」として度々このブログで触れてきたことの正体、それは新NISAでした。
先月末のまとめでも触れました。
すごく簡単に言うと「税金がかからない投資枠」が新NISAで、そのような制度なので税務署による口座の審査があります。
これがおそらく確定申告などの繁忙期とぶつかった結果、一般的な審査期間である1〜2週間を大きくはみ出し、最終的には1ヶ月半ほど経ったところでようやく審査に通ったという連絡が届いたわけです。
で、そんな新NISA。
本当に一切の知識がなく、そもそもこれが投資にまつわる税金の制度であるということすら知らないところから始まりました。
一番大変だったのは「始めるまで」だったので、今回は実際に新NISA口座を作って投資を始めるまでの経過を書いてみます。
注目度は増している一方、まだまだやっている人も多くない新NISA。口座は開いたものの手を出さずにそのままという人も結構いるみたいで、思っている以上に実際にやっている人は少ないらしい。
まだ始めてはいないけど、興味があってやってみたいと思っている人の一助になればと思います。
証券口座を開設する
とりあえず根本的な話として、NISAは投資なので口座が必要です。
落とし穴として、最近は銀行でも新NISAを始めることができますが……基本的に銀行口座で新NISAするのはマジでNGです。
理由は購入できる商品の数に圧倒的すぎる差があるため。
大きく投資信託と個別株に分けることができるわけですが、ざっくり言うと銀行口座ではこれらのうち投資信託しか購入できません。
いわゆる「オルカン」とか「S&P500」と言われる、黙って積み立て続けろ系のオススメ投資信託は銀行口座でもいけるはずですが、株初心者でも買いやすい価格のNTTなどは当然個別株なので銀行口座では買えない……はず?
「自分はひたすら積み立てるだけで、個別株なんて怖いので手を出しませんよ」という人なら銀行口座でもいいかもしれないけど、今はそうでも将来ちょっと個別株も買ってみようかなって思った時には、そのタイミングで証券口座を用意した上で、さらにNISA口座の移行手続きをしないといけません。たぶん恐ろしくめんどい。
だったら最初から、投信も株も買える証券口座を開設した方が絶対いいですね。逆に証券口座では「積み立てだけする」という選択肢も問題なくできますから。
自分はSBI証券で口座開設しましたが、スマホとマイナンバーカードがあれば自宅で簡単に開設可能。多分他のネット証券も同じじゃないかなあと思います。
SBI証券はSBI新生銀行と提携していて、この連携が投資を始めてからはとても便利。SBI証券開設時に、同時にSBI新生銀行の口座も開設できるのでやりました。
SBI証券の口座・新生銀行の口座は大体申し込みから1〜2週間の間に無事開設されたわけですが、ここからが長かった。
今度はそのSBI証券でNISA口座を開いていいのか、税務署の審査が入ります。一人で複数のNISA口座を持つことはできないため、税務署が申請者の持つすべての口座を調べ、他で既にNISA口座を開設していないのか調べるのです。
通常これも1〜2週間程度という話だったんですが、先に書いたように税務署の繁忙期と重なったこともあったのか、最終的には審査結果が分かるまで1ヶ月半ほどかかり、何もできなかったというわけです。
実際には、証券会社側が「税務署のNISA審査に通ったテイで」NISA口座を仮開設してくれてはいます。ただ、ここで資産運用しておいて結局税務署審査で弾かれた場合、そのNISA口座に入れていた資産が通常の取引口座に移されてしまうらしいです。自分の場合十中八九審査には通ると思っていたものの、通らない可能性がゼロではない以上動けずにいた……という感じですね。
口座開設〜投資スタート
さて、晴れてNISA口座が正式に開設。
まあここまでの間にあった1ヶ月半に、ちょいちょい準備はしていました。
スマホではSBI証券と新生銀行のアプリをインストール。
さらにこの2つが連携されているかをチェックし、実際にお金を動かしてみます。
まずSBI新生銀行。
こちらは「円普通預金」「ハイパー預金」という2つの口座があり、これらのうちハイパー預金に預けているお金は、そのままSBI証券の買付資金として使えるという便利なものです。わざわざSBI証券の口座にお金を入金しなくても、投資信託や株式の売買ができるというわけですね。
新生銀行に入金すると、まず円普通預金口座に入ります。ここから新生銀行アプリ内で、簡単に円普通預金→ハイパー預金へと移行可能。
ハイパー預金に資金を移した状態で、今度はSBI証券アプリを開いてみます。
銀行口座と証券口座の開設を同時に申し込んでいるので、証券会社さんの方で自動的に紐付けしてくれているはず。資産合計がハイパー預金の金額と同じことを確認して、いよいよ投資スタートできますね……という感じ。
あとは積立投資枠の設定をしたり、成長投資枠で実際に株を買付してみたり……この辺は自分で触りながら覚えていくものかなあと思いました。
あと色々な設定はしっかり。
配当金・分配金を非課税で受け取るには、受け取る方法を「株式数比例配分方式」に設定しておかないといけないとか。
ちょこちょこ細かい注意点はあるので、自分はNISA口座開設までの待機時期の期間に少しずつ確認・設定を進めていましたよ。
証券会社の選び方とか色々……
実際に始める前に考えることとしては、やはりどの証券会社を選ぶのかという点。
まず自分のようにSBI証券を選択した人向けの話を軽く。
SBI新生銀行ならハイパー預金、住信SBIネット銀行ならハイブリッド預金というシステムで、銀行口座から直接投資ができるみたいです。
これはこのうちどちらかしか選択できないので、すでに開設している銀行口座があるかなどで決めてもいいかも。ただ、調べた感じSBI新生銀行のハイパー預金の方が圧倒的に金利が高いため、投資資産として入れておいた資金から少しでも利子収入も得たいというなら、SBI新生銀行が有利でしょうか。
証券会社自体の選び方としては、それぞれ提携しているクレジットカードから自動で積み立てしてくれるサービスがあります。
SBI証券なら三井住友カード、楽天証券なら楽天カード……といった具合。
積み立てによってもしっかりポイント還元を恩恵を受けられるため、自分がメインで使うカード会社が対応している場合はそこから選んでもよさそう。
楽天証券なんかは、貯まったポイントを投資に使うこともできるらしいですよ。実質的に、投入した現金以上の投資ができるってことなのでこれは強い気がします。
知識ゼロからなのでお手柔らかに……
この手の話、どうしても詳しい方が厳しい言葉でツッコミを入れてきそうで怖いんですが書いてみました。自分のように「そもそもNISAって何の制度なの?」くらいのレベルからでも、始めることはできましたよってことでひとつ。
ただ、実際に自分の銀行預金からウン十万というお金を一気に移動させて資産運用開始したことで、劇的に自分の中のお金に対する考え方は変わってきています。
当然ながら投資に関しては赤ちゃんレベルの状態ですから、ここからどんどん学んでいきたいところ。ここで趣味が読書なのが効いてくるというか、どんどん投資に関する名著と呼ばれるものは読んでいくつもりです。
しばらく離れていたTwitterも、投資関連の生の知識を仕入れるには見た方がいいのかと思ってここ数日見てますが……どうにも非常に胡散臭いアカウントが大量に蔓延っているので、やっぱり見ない方がいいかも……となっているのが現在。
「今めちゃくちゃ安いけど、これから急激に株価が上がるぞ!」みたいなアオリで買いな個別株を紹介していたりするアカウント多いっすねマジで……信じるか信じないかは個人の責任で。
実際に触ってみて思いましたが、それこそデイトレみたいな手法で一気に儲けるには、そもそもかなりの金額分の株を買付できる財力があってはじめてできる稼ぎ方な気がします。それもギッチギチに知識・経験があっても、最終的にはどこまでいってもギャンブル要素が付き纏い続けるわけですし。
株の売り買いで儲けるのではなく、インデックス投資で将来の資産を増やしつつ、個別株は配当金を増やすために地道に買い増すというディフェンシブな立ち回りを忘れないようにしていきたいところです。
