心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【松屋】明太タルタルチキン定食の食べ方を間違えたっぽい

水曜日は有休消化でお休みを取っていたので、朝昼兼用ご飯として松屋の新作「たっぷり明太タルタルチキン定食」を食べてきました。

朝9時に食べるにはかなりのボリューム感。明太タルタルの味も濃いので、正直朝食にはおすすめしません。
ほとんど前情報もなしに注文してみたら、実際に出てきたものがイメージしていたのと結構違っていましたよ。

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サラダチキンっぽい柔らかささみ

いつもの松屋のイメージだったので、ごろっとしたサイズの焼き目が付いた鶏肉を想定していたら全然違うものが出てきました。しっとり柔らかい鶏ささみですね。
店内放送では「鉄板で焼き上げた」と言っていたけど、焼いた感はほとんどないです。温めたサラダチキンという方が伝わりやすい。一般のサラダチキンよりもさらに柔らかい感じですけどね。

明太タルタルで隠れていますが、中央には固めのゆで卵が乗っかっています。
これの食べ方が完全にミスだったようで、本来ならこれをスプーンで好みの荒さに砕き、明太ソースと混ぜてオリジナル明太タルタルを作るのが正解だったっぽい。普通にゆで卵単体で食べて「おっ、黄身も固まってるタイプとは珍しい」なんて思っていたのがダメですね。
杉下右京的に言えば「僕としたことが……!」です。なぜ固茹でタイプの卵だったのかまで推理していれば、これをソースに混ぜる意図があったことに……気付かなそうですね、自分。
終始「ソースの味濃いなあ」と思いながら食べていたけど、ゆで卵を正しく使っていれば少しマイルドになって食べやすくなるかもしれません。

今回のメニューは酸味抑えめの甘酢あんもかかっていて、甘酢+タルタルの組み合わせは所謂チキン南蛮のオマージュ作品なのでしょう。
チキン南蛮と明太子が出会ったのが、今回の「たっぷり明太タルタルチキン定食」というわけですね。本家のチキン南蛮もタルタルたっぷりだもんなあ。


ただ、松屋でこの手のメニューを食べるたびに思いますが……こういうタイプの料理、どうやっても「焼き」ではなく「揚げ」の方が合いますね。
もちろん今のままでも美味しいんですが、どこかで「鶏肉」と「タルタルソース」とを別々に美味しいと認識してしまう部分が。
これがチキンカツだったら、一つの料理として終始楽しめるような感じがあります。
この明太タルタル、松屋系列のとんかつ店「松のや」の方で展開してくれたらいいのに……と思ったりしました。