心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

レベル35(誕生日でした)

2月11日は誕生日でした。日本という国家と誕生日が同じというのは、なんとなく嬉しいものですよ。
祝日なので自分の場合確定で休日なんですが、今年は日曜日に被っていましたね。おかげさまで3連休……かと思いきや、土曜日は休日出勤だったので普通の土日みたいな気持ちです。


とりあえず不二家でケーキを買ってみたりして。

多分これで35歳。うーん……相変わらず社会的には薄給の契約社員みたいな状態だし不安は付きまといますが、プライベートが満たされているからなあ。いわゆる社畜になってプライベートがなくなる方が生きている意味を失いそうなので、ここは納得した上でのトレードオフですか。
昨年の誕生日について書いた記事を自分で読み返してみたところ、まあ1年間同じことを繰り返しています。読書と酒の教養を身に付けること。とはいえ、それらは昨年よりもずっと密度が上がっていて、成長度合いが高まっています。
ちょっと振り返ってみましょうか、今日までの1年間。

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お酒

バーに関しては新しく行きつけのお店ができました。月に1〜2回くらいのペースで通いながら、ウイスキーだけではなくカクテルなどの知識も経験も増えてきていますね。
現在家に4本ウイスキーはありますが、その家でほとんど酒を飲まないせいで全く減らない。減らないどころか4本のうち2本は昨年買って未開封のままだし、1年以上前に購入したグレンアラヒー12年もまだ半分くらい残っているし……。
今後は自宅用に買う必要はない気がします。

カクテルはバーに行くようになるまでは、居酒屋などでなんとなくジントニックとか飲んでいました。
そこから成長して、今のお気に入りはジンフィズ。自分は一杯目に注文して、仕事終わりにまずサッパリしたい……みたいな飲み方が多いです。
ジンとレモンジュース、シュガーシロップをシェイクしてから、それをグラスに注ぎソーダで満たすカクテルです。
シェイクする、ステアする、各材料の比率、ソーダの割合……カクテル作りの全ての要素が入っていて、バーテンダーさんの腕が試されるカクテルとも言われるのがジンフィズですが、まあそこはあんまり気にしない。よほどのことがない限りバーテンダーさんは皆さん上手いですから。
むしろそうやって作られるジンフィズが、作り手によって全然違う味なのが本当に楽しいカクテルです。
自分の行きつけのバーのマスターは少し甘めの仕上げ。レモンと炭酸でサッパリしつつも、甘めの味わいでホッとします。仕事を終えて疲れたところにドンピシャなんだよね。
一方とあるホテルのバーで頼んだジンフィズは、かなり甘さを抑えたレモンの酸味が際立つ味わい。これは暑い夏場に飲んだらたまらないものがありそうです。
使うジンもシュガーシロップも同じだとしても、出来上がるジンフィズは別モノになるのが本当に面白いんですよ。今年はジンフィズ巡りをするのもいいかもしれない。

いつものバーでは、そんなジンフィズか他のカクテルを1杯目に飲んだら、次にウイスキーを飲みます。
最近は完全にストレートでしか飲まなくなってきました。マスターが加水用のお水もくれるので、飲んでいる途中で少し水を垂らすと香りが開いたり表情が変わります。
ウイスキー版の味変といったところでしょうか。そのままだと濃厚な甘さが際立つウイスキーが、ほんのちょっと水を加えただけで爽やかなフルーツの香りを見せてきたりするのは感動すらあります。

やはり酒は奥が深い。一つ知ると10くらい知らないことの方が増える感じなので、自分が持つ「知りたい」という欲望もずっと満たし続けてくれます。
健康には気を遣いつつ、スマートな飲み方を続けていきたいです。

読書

昨年は、それまでよりもガツガツ本を読んでいた感触。本棚に入らなくなって、読み終わった本が床に積まれ始めているから若干危機感がある。

もちろん今年も引き続き読書は続けることになるので、一度本棚の整理をした方が良さそうです。
具体的にはマンガ本をある程度間引くかなあという感じ。20代の頃はマンガをバリバリ読んでいたのもあり、その影響で本棚にはマンガが中心に並んでいます。
読み返すことのないマンガの方が圧倒的に多いので、ある程度一気に処分して本棚に納める本の入れ替えをしたいところですね。

今後も本を読むためにも、本の処分が必要になってきていると感じます。やはり無難にブックオフあたりで売るのが丸い選択肢でしょうか……ちょっと量が多すぎて億劫なんだよなあ。分けながら、ちょっとずつ売っていくしかないか。
売ったところで本当に二束三文なので捨ててしまってもいいんですが、他の誰かが読んでくれる方がマンガ本もその作者も嬉しいのかな、とか色々考えます。

地味に成長しているとは思う

「成長」を社会的なキャリアアップそのものだったり、あるいはそれにつながるためのスキルアップとして解釈するならほとんど成長はしていないことになります。

しかし、酒と読書の経験・知識の蓄積は自分の中で紛れもない成長なんですよね。
成長だったり成功だったりが、そのまま出世とか年収とかに解釈されがちな気もする昨今。そういう意味では結構生きにくさも感じてはいますが、まあ仕方ないですね。自分自身にそういう社会的成功をしたいという欲が全くないからね。