心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

ホテルのバーでマティーニを

金曜日の夜は、前から一度行ってみたいなあと思っていたウェスティンホテルのバーラウンジ「ホライゾン」へ友人と行ってみました。

地上26階から見下ろす夜景とマティーニ

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正直なところゴリゴリにハイソなムードで、カジュアルな私服の男二人にはなかなか場違い感が……。どうも日常使いするには敷居が高すぎるような感じがいたします。

18時台という早い時間だったため、ステアを長めにして柔らかいマティーニに仕上げてくれました。
強いアルコール感にジンとベルモットからくるハーブ系の香り。ただしその丁寧なステアのおかげか、アルコールのトゲはありません。
オリーブを食べて広がる塩気と油を、マティーニのキレで洗い流すように味わう。マティーニ自体にも微かにオリーブの塩気があります。やはりオリーブがあって完成するカクテルなのかなあと思いました。もちろん苦手な人は、オリーブ抜きのマティーニを注文すればほとんどのバーで対応してくれるとは思いますけどね。

「カクテルの王様」と呼ばれるマティーニ
ライジン・ドライベルモット・オリーブという極めてシンプルなレシピですが、その奥は深いようで……。
当然ながら使うジンとベルモットの種類で大きく味は変わりますし、オリーブもただの塩漬けかと思いきやバリエーションは豊富。中に赤ピーマンを詰めたりしたものもあるらしくて、入れるオリーブによってこれまた味には変化が出てくるでしょうね。

今回マティーニを飲んだのには理由があります。
よく行くバーの常連さん曰く「ここのマスターのマティーニが一番美味しい」という話を聞いたのが先月のこと。
次に行く時には飲んでみようと思ったわけですが、その前に基準になりそうなマティーニを飲んでおきたい……と思ったのが発端です。ホテルバーであれば客層も広いため、いい意味で個性の強いマティーニは出てこない……つまり基準っぽいマティーニが飲めるのではないかと考えたんですよね。
今回こうして飲んだので、今度はいつものバーで飲むマティーニが楽しみです。


さて、このバーラウンジ「ホライゾン」。
どうも店内の様子を見る限りではカウンター席のようなものが見当たりませんでした。
なかなか一人で入店して使うには悩ましい雰囲気。あくまでもバーとしては、ホテルの宿泊客をメインに据えているんでしょうか。
メトロポリタン仙台のバー「ナイト」などは結構ふらっと立ち寄って使うのにもいい感じなので、同じホテルバーでも全然ターゲットやメッセージ性は違うようです。