心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【ウイスキー】グレンスコシアの経験値を積む

最近バーでは、グレンスコシアというウイスキーを飲めるか伺って、置いてあれば積極的に飲むようにしています。

スコッチウイスキーにおける地域区分のうち、キャンベルタウンという小さなエリアに属する蒸留所。
港町だったことで、かつては多くの蒸留所が立ち並びウイスキーの輸出などで大変栄えたといいます。
ただしそれが祟ってか、粗悪なウイスキーを作る業者も乱立。信頼性が地に落ちると、キャンベルタウンでのウイスキー製造そのものが下火に。
ウイスキーブームとなっている現在でも、キャンベルタウンの蒸留所はわずかに3箇所です。

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ウイスキー好きならみんなが飲みたいスプリングバンク蒸留所、そして親会社がスプリングバンクと同じグレンガイル蒸留所。
この2つの蒸留所のウイスキーは今も激レアで、まあなかなか飲むことができません。
キャンベルタウンのウイスキーで一番飲めるチャンスが多いのがグレンスコシア蒸留所というわけですね。

ほのかな塩気を感じる、キャンベルタウンモルトらしい個性も感じるグレンスコシア。
結構銘柄も多いので、バーで「グレンスコシアはありますかね……」みたいな感じで聞いてみると出てきます。

ただちょっと贅沢な悩みがあって、そうやってバーで頼むと珍しいグレンスコシアが出てくることになり、むしろリーズナブルなスコシアが置いてなかったりして逆に困っていたりします。
ウイスキーにこだわっているバーになると、普通に売っているようなグレンスコシア10年やダブルカスクといったレギュラー品が逆に置いていないことが……。

ということで今まで飲んだのが、グレンスコシア・シングルカスクレジェンズ・オブ・スコシア。
逆にグレンスコシア蒸留所のフラッグシップ的な10年などをまだ飲んでいないので、自分の中のグレンスコシア感が一般的なそれと乖離している気がしてならないんですよね。
ちょっと不安になってきています。例えば「グレンスコシア美味しいですよね〜」という話になった時、レジェンズ・オブ・スコシアをイメージして話すとどう考えても違う気がするんですね。レジェンズ〜は確かに美味しかったけど、バチバチシェリー樽の効いたあの味はスコシアでも変化球に当たる気がするので……まあ10年飲んだことがないので分からないんですけど。

まあそんなこともあって、とにかくスコシアの10年を飲んでみたいなあとそう思っているわけですね。