心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【ウマ娘】ヒシミラクル、乾巧説

2.5周年のタイミングでの唯一の課金。3000円で購入できる星3ウマ娘交換チケットで念願のヒシミラクルをゲット。
早速ストーリーを楽しみつつ育ててみたんですが、そのストーリーが今までのウマ娘にはないタイプな上なかなか秀逸だったのでご紹介。

この子のキャラ造形のコンセプトは「ふつ〜のウマ娘」。
なんとなく受験したらトレセン学園に受かってしまったけどレース一本でやっていく自信はなくて、普通に勉強して大学進学、そのまま就職して安定した暮らしをする……そんな未来をぼんやりイメージしているウマ娘
人生全てをレースに賭けるようなやる気や覚悟はないヒシミラクルと、そんなヒシミラクルの素質に惚れ込んだトレーナーの物語です。

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代わりに覚悟を背負ったトレーナー

ということで本人にはあんまりやる気もないんだけど、その才能を見出したトレーナーが時に心を鬼にしながらヒシミラクルと二人三脚頑張っていきます。
「トレーナーさんの鬼!悪魔!英語の先生!」とのことで、学業では英語が苦手らしい。

普通にトレーニングはサボろうとするし、レースも本人が勝ちたいからというより「トレーナーさんが期待してくれるから……」みたいな感じのヒシミラクル
それでもなんだか勝っちゃううちに、シンボリクリスエスなどのスターウマ娘とも戦い合う世界に踏み入れていくわけですね。

その中で他のウマ娘たちの覚悟に触れるとともに、自分にはそんな覚悟なんてないことに悩むミラクル。
そしてその「覚悟」を、自分の代わりにトレーナーさんが肩代わりしてくれていたことに気がつくのでした。

その後にその期待を裏切ってはいけないというプレッシャーでスランプに突入したりしますが、それも乗り越えた先で、シンボリクリスエスに問われた「自分の走る理由」を見つけ出したヒシミラクル。それは「夢がなくても勝つこと」。
シンボリクリスエスや他のウマ娘のように、強い覚悟も目標もない。でも、トレーナーはじめ周りの協力のおかげで自分のような意志の弱さでもここまで来ることができた。
そんな自分が勝てるなら、誰にでもチャンスがあるということ。そしてそれを見せるのは、逆に自分だけにしかできないこと。
それが冒頭の画像の「夢とか持ってないわたしが勝つから、逆に夢があるのかなって」につながります。

仮面ライダー555

さて、ここでちょっとだけ仮面ライダー555のお話をしましょう。
半田健人氏が演じる主人公・乾巧の有名なセリフがあります。

「俺には夢がない。でもな、夢を守ることはできる!」

ちょっと形は違うけど、もうほとんどヒシミラクルが乾巧と同じシステム背負っちゃった。まあ仮面ライダー555みたいな悲壮感はヒシミラクルには全くないんですけど。
乾巧の場合は、夢を持つ人を自分の力で守ります。
ヒシミラクルの場合は、自分のレースと勝利に夢を見た人のために走ります。おそらく史実馬における、いわゆる「ヒシミラクルおじさん」のエピソードを解釈したのがこのキャラクター設定でもあると思います。もちろんそんなヒシミラクルおじさん(をモチーフにしたモブ)もストーリーには出てきて、なかなかアツい。

ヒシミラクルの場合はさらにとんでもねえ親しみやすさ付属。
ここでもまたアグネスデジタルが出てきてジョジョのネタをぶっ込んできて笑ってしまいました。デジたんはいろんなウマ娘の育成シナリオにちょっと出てきては、濃いめのインパクトを残していくんだよなあ……。

史実馬の戦績がかなりすごいヒシミラクル

そんなヒシミラクル、競走馬としては菊花賞天皇賞(春)宝塚記念とG1を3勝していて、競走馬全体から見ても間違いなくトップクラスの強キャラだと思うんですね。
レースにおける人気は低いけどなんか勝つ。「ヒシミラクル」という名前やヒシミラクルおじさんの話も相まってそんな印象を持たれがちですが、幸運だけではG1を3勝もできないでしょう。G1を3勝以上した競走馬、今までの日本競馬史全てを振り返っても100頭もいないっぽい。競走馬全ての数から考えたら、ヒシミラクルのさは間違いなくトップランカーもトップランカーなんですよね。……一覧で見てるとアーモンドアイの9勝がマジでヤベェな。まあともかく、その中の1頭にヒシミラクルはいるわけです。

ステイヤーとしての能力は間違いなく高かったと思うし、それどころか中距離の宝塚記念ではネオユニヴァースシンボリクリスエスアグネスデジタルタップダンスシチーなんていう凄まじいメンツの中で勝利しているのだから「ライバル世代が弱かったから勝てた」なんて話にもならないでしょう。
そんな宝塚記念YouTubeの公式動画でアップされているのでちょっと観てみてもいいかも。メンバーがメンバーなだけに実況もヒシミラクルはほぼ注目していませんが、最後の直線で前に出ると同時に「来る!来る!ヒシミラクル!!」はクッソ燃えますよ。