心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

牛丼屋のカレー価格から社会を見る

牛丼チェーン店のカレーが高くないっすかねえ……?
ということを少し考えてから、色々社会分析でもしてみるかな、と。

「牛丼屋」なので、なかなか牛丼の値段は上げるに上げられない。
そこでカレーが値上げのターゲットになっているのではないかと読んでいるんですがどうか。


スポンサーリンク



とりあえずカレーのお値段を列挙してみる。
吉野家のスパイシーカレー、税込415円。
すき家のカレー、490円。
松屋松屋ビーフカレー、680円。

うーん、これは明らかにカレーの値段が大幅に上がっています。特に松屋
カレー、本当に安い時は300円前後だった記憶すらある……と思って松屋のカルトメニュー、トマトカレーの値段を調べたら330円だったようで。倍以上の値段になってますね……。

そもそも不景気だったところに、コロナに続いてウクライナ問題による物価の上昇。
さもありなんという感じだし、値段が上がりまくる飲食店を責める気はさらさらないんですが……例えば松屋に行って、牛めし400円!ビーフカレー680円!という値段を見た時にカレー食べるかね?とは思うくらいに値段は上がっているように思います。680円というのは、普段食べる外食のランチとしては安い領域ではないんだよね、もはや。

CoCo壱が最近経営が厳しいという話も見るんだけど、まあメニューを見れば分かります。トッピング一個付けるだけで800円とかになってしまう価格になっている。
正直800円もあれば、定食屋さんとかでいい感じの生姜焼き定食(ご飯おかわりOK)とか普通に出てくるからなあ。


上げたくても値段を上げられない牛丼系メニューの値段よりも、その影に隠れているカレーの値段の方が現在の景気を反映しているように思いますね。
ただ松屋ほど単価を上げてしまうと、単純に注文が入らなくなるから売上的には逆効果なような気もする。基本的には薄利多売のビジネスモデルだと思うので、コロナによる人の流れの規制が緩和された今後どうなっていくのか……でしょうかね。