さあ、現在連載中のキン肉マンにおいて、スーパーフェニックスチームにいたジ・オメガマンことオメガマン・ディクシアの思惑が兄であるアリステラから語られました。
CCP マスキュラー コレクション vol.3 ジ・オメガマン アドベントVer.B(特別カラー)
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遥か昔に地球からオメガ一族を排除した超人閻魔への復讐のため、完璧超人の一員として超人墓場に潜入したディクシア。
無量大数軍に入る条件としてディクシアに提示されたのは、ネプチューンマンの始末。キン肉マンの援護に来るであろうネプチューンマンを片付けるには、敵対するフェニックスチームに潜り込むのがベストと判断したディクシアはフェニックスチームとしてキン肉族王位争奪戦に参戦したが……。
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兄であるアリステラが「結局スーパーフェニックスがキン肉マンに負けたから作戦失敗したやんけ!!」と怒り爆発だったけど、そういうこと以前にシンプルにディクシアがキン肉マンに負けてるんだよね。
スーパーフェニックスが突然変則マッチとか言いださなければ……スーパーフェニックスが変なリングを用意して、キン肉マンの手にマジック・スクエアが渡っていなければ……。
みたいなことを言えなくもないけど、読み返してみるとフェニックスはディクシアを勝たせるためにめちゃくちゃ援護しているのである。心情としてはフェニックスのせいではないよなあ……と。そもそもディクシアがカメハメにメタモルフォーゼしたことで、キン肉マンは52の関節技を修得し、さらに強くなってしまったわけで。
全体を改めて読み返して考えると、やっぱり基本的にはオメガマン・ディクシア自身のミスと弱さが原因だと思うんですね。
ということで、アリステラに伝わっている情報が正確ではないか不十分である可能性が高い。フェニックスチームに加入する前の「フォ〜〜フォフォフォ」で終わる弟からの手紙と、スーパーフェニックスチームが負けたという結果のみからの推察に過ぎないのではなかろうか。弟の強さへの信頼が影響しているとすると「ディクシア自身が負けるとは思えない」ため、結果としてフェニックスに問題があった……的な流れ。
逆にに王位争奪戦の内容を全部知っていた上であの態度ってのは、アリステラから溢れる知性からは考えにくいんだよな。冷静なアリステラならあの内容を知っていて、あんな雑にフェニックスを糾弾するとは思えない。理性以上に兄弟愛が勝ってしまったと考えられなくもないが。
ディクシアというよりアリステラの考察に近くなってしまいました。
全然関係ないけどツイッターで「おめシスとオメガマン兄弟のコラボまだですか」と呟いたらおめがシスターズのお二人にいいねしてもらえたわ。
おめがシスターズのおめがレイ&おめがリオ、オメガマン・アリステラ&オメガマン・ディクシア。
オメガだし双子だし、共通点が多いので……いつか何かが起こったら面白そうです。