心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

そもそもモスクワの防空ができてないじゃん

先日クレムリンが直接ドローンによる攻撃を受けたわけですが……。
うーん。そもそも、本当にウクライナ側の攻撃なんですかね?単純に距離がありすぎること、今ロシアを刺激するメリットがウクライナ側にないことを考えると、少し考えにくいんだけど。

ロシアの自作自演も考えられています。
まずは本当にウクライナ側の攻撃だったという仮定から話を進めますが、そうだとするとロシアという国家の防空システムの水準が著しく低いことの証明になってしまうんだよな。

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本当にウクライナによる攻撃だとして、仮にウクライナ国内から飛ばされたとしたら……数百キロという距離を飛行できるドローンがあって、それがモスクワのクレムリン上空までロシアの防空網に引っ掛からなかったってことになるんですよね。
素直に結果だけ見ると、ロシアの国防レベルが絶望的に低いことになる。

そして何より「我が国の防空能力はこんなに低いですよ!」と世界中に喧伝したことにもなるわけです。
そんな恥ずかしいことするかね?というのが素朴な疑問。自分だったらなんとか隠蔽しようとしますね。
少なくとも「ウクライナからの攻撃だ」と表明するのは、自分から攻めといて綺麗にカウンター喰らってしまいましたと言っているのと同義ですから。

ということで、自国の防空能力の低さを露呈するような宣言になるというデメリットを上回るメリットがあった。
あるいはそのデメリットの方がまだマシなレベルの何かが事実だった……というようなことがここで考えられるわけですよ。

ここでまず浮上するのが自作自演説。
ウクライナによるモスクワ攻撃だったということにして士気を高め、極端な話で言うと核使用するための正当性を得ようとしている……という話。
ただ先に書いたように「我が国の防空網はクレムリンを攻撃させるほどドローンの接近を許すくらいレベルが低いです」と世界に喧伝してまでやることなのか?と考えるとちょっと微妙。

なので、個人的には3つ目の説が可能性が高いんじゃないかなあと。それは「ロシア国内の反政府勢力による攻撃説」です。
ロシア国内、しかもそれがモスクワ近郊から飛ばされたドローンだとしたら今回のアタックは十分できるでしょう。同国内の人間なら国防における情報も、少なくともウクライナよりは得やすいはず。
そして現ロシア政府にとって「国内の反政府勢力の攻撃です」と表明するのは、国内の意思を統一できていないことを自白することと同じなのでできない。そこでそれよりもまだマシなウクライナによる攻撃として表明した……みたいな流れはあるんじゃないかなあと思います。


もちろんどの可能性もあるんだけどね。
ウクライナの攻撃だとしたらロシアの防空はガバガバ。
ロシアの自作自演だとすると色々荒すぎる。
個人的に一番ありそうな反政府勢力による攻撃……だとしたら、その攻撃した勢力が名乗り出たりしていないので証明不可能。
どの方角から考えても、なんか変なんですよね今回の事件……。

そういやワグネルの創設者が、弾薬の補給がないので10日にバフムトから撤退する宣言していましたね。
ふーむ……?