歌舞伎町タワー2階にジェンダーレストイレが設置されたそうなんだけど、代わりに女子トイレがなくなったそうです。
男から見てもこれちょっと意味分からない。結果として男子トイレとジェンダーレストイレだけになっているんだけど、そうじゃなくてせめて男子トイレの方を潰してジェンダーレストイレにするべきだったのでは？と思う。
というか、本当は男子トイレ・女子トイレ・ジェンダーレストイレの3つという状態が正しいと思うけど。
ジェンダー論そのものはいいんだけど、それを社会に浸透させようとする過程で今回みたいな意味のわからん方法論が取られることが多々あるんですよ。
こういうのさあ、ジェンダーなりLGBTなりの当事者主導で考えられていないんじゃないかと思うんですよね。「そうじゃない人たち」が大声で騒いでいて、結果極端なことになって歪む。
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今回のトイレの一件でいうと、ジェンダーレストイレの代わりに女子トイレがなくなっているわけですよ。
これってある種では女性への差別の構造なんじゃないの？ジェンダーレスを差別するな……までは分かるが、それが行き過ぎて特別扱いになった結果がこれ。
だから男子・女子・ジェンダーレスで3つトイレがある状態が本来の意味での差別撤廃でしょ、と自分は思うわけです。今回の形は女性差別が始まってるやんけ、と。
あと単純に、これ性犯罪増えるでしょ確実に。
なんだろうな……多分今回のトイレの改修計画、関係者の中にジェンダーレスに付いて見識のある人もいなければ、女性も少なかったんだろうなと思います。どうせそこそこ歳のいったおじさんたちだけで、浅い考えで計画が立てられ、そのまま実行されたんだろうと考えられる。
そもそも海外では、男性でも性犯罪の被害者になることは普通にあるようです。
さらに痴漢冤罪なんかの問題もあり、男性でも被害者になる可能性はあるし、同時に冤罪で加害者にされる可能性もある。
むしろ男性もジェンダーレストイレをわざわざ利用するってことはあまりないんじゃないかなと思うわけです。
この辺まで考えると、日本という国は常にこういう部分の感覚が先進国より数歩遅れている気がしてならないんですよね。海外ではすでにジェンダーレスを推進した結果色々な問題が出てきて、見直しているような国も出てきているわけだし。なぜそういう「最先端を行っている国」を見本にして考えないんでしょうかね？
「使いたい人のために新設する」のならそれはいい。
ただ、その代わりに女子トイレをなくしているのは謎ですね。あとジェンダーレストイレ設置によって考えられる色々な負の部分についても（例えば性犯罪の増加可能性ですね）、ちゃんと並行して対策を考えているのか……。
