心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【ウマ娘】第2回アクエリアス杯の結果と感想

グランドライブ環境でのチャンミもこれで最後。
条件はダート・マイルのフェブラリーステークス仕様で、天候は雪、さらに重バ場というタフなコース設定です。

最後はもう好きなように走らせようと思って、追込3人での出走。
予選ではメジロライアンナリタブライアンシンコウウインディの固有を継承させたアグネスデジタルがぶっ刺さり、評価ランクはUG2と低いにも関わらず勝ちまくってすんなり決勝はAグループへ進出。実際後方脚質にしたアグネスデジタルは勝ちに行く人の間でもかなり有力視されていたウマ娘だし、実際よく見かけましたね。
当然のようにUG7のコパノリッキーを追い抜いていたりして、単純な評価値だけでは測れないよねえ……と思った次第。

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特に勝率が高かったのがデジたんだったけど、同時に出走していたワンダーアキュートイナリワンも割と勝っていました。

アキュートさんは本来追込適性は低いのを、因子継承で上げて出走。
実は自前で習得できるスキルのほとんどが脚質に依存しておらず、マイル・ダートであれば基本的に機能することに気が付いたのでこの運用ができました。おそらく先行のままで戦おうとすると、ホッコータルマエという強力なライバルがいるために厳しかったと考えられる。実際にワンダーアキュートの出走はあまり見かけませんでしたな。
今回の3人の中では一番勝率が低かったものの、勝ちパターンになるとレース内容が結構アツいのがアキュート。最終直線で猛加速して一気に先頭のすぐ後ろまで駆け上がると、そこで自分の固有スキル【Never Say Never】が発動。最高速度だけでなく現在速度も上がるので、ジリジリと1位のウマ娘との距離を詰めて追い抜いた直後にゴール……みたいな展開が非常に見ていて燃えました。

そしてよく分からんけど何故か妙に勝っていたのがイナリワン。説明ができない……とりあえず【尻尾の滝登り】が発動しつつ前進、そこに【直線一気】【前列狙い】などが噛み合ったってことなんですかね?

結果

ラウンド2でも5戦4勝とかしていて、グランドライブ環境で一番勝率は良かったと思われるアクエリアス杯。
一発勝負の決勝の結果は……。


スタートで掛かってしまったものの、最終コーナーを好位置で加速しつつ上がってきて……。


アキュートさん!!
攻略系YouTubeでも話題に上がってなかったワンダーアキュートが勝つのは超嬉しいんじゃ。


結果としてはワンダーアキュート1着、イナリワン2着、アグネスデジタルは最後まで上がってこれずに最下位の9着でした。予選では大活躍していたデジたんが沈んで、あまり勝てないでいたアキュートさんが勝ったのはなかなか劇的。


ワンダーアキュートの固有スキルがベストの状況で発動するとめちゃ強いってことがわかる決勝でした。
1位を走るコパノリッキーのすぐ後ろで固有が発動したため、追加効果の「さらに少し前に出る」の条件も満たしたためにあっさりと追い抜き、そのまま引き離して勝利。
コパノリッキーはUF3やUF2ランクなんていう強豪揃い。他のホッコータルマエもUG9、アグネスデジタルはUFみたいなモンスターだらけの中でよく勝ってくれた。

全体として、やはり完全に仕上がった逃げウマ娘が出てくると最後にわずかに届かないんですよ。ただ一方で、その逃げウマ娘を仕上げること自体の難易度が高い。それなり程度の逃げウマ娘なら追い抜いてくれる3人だった……という感じ。
実際決勝で当たったコパノリッキーはいずれもUF3、UF2なんていうとんでもない評価値。ステータスはスピード1600オーバーな上にパワー、賢さも1200超えだったりしたんだけど、スキル構成まで見ると正直甘さが目立っていた。
コパノリッキーの固有の強さを最大限に発揮するには緑スキルを6個習得しないといけないんだけど、どちらのコパノリッキーも4つか3つ止まりでした。リッキーは理論値最強クラスだけど、その理論値に近い育成をする難易度が極めて高い。もしこれがバレンタインブルボンや水着マルゼンスキーを仕上げてこられていたら負けてたんじゃないですかね。

一方、追込はスキルの発動自体にも運が絡んだりすることもあり、実数では測れない強さを見せることがあります。自分の出走させたアグネスデジタルは8番人気で普通に勝ったりということも多発したし、その好例だと思う。
決勝のワンダーアキュートは5番人気、イナリワンに至っては9番人気だったしね。

ステータス配分の考察

始まる前にはYouTubeTwitterで色々情報を集めていると、なんとなく目標ステータスが固まってきていました。
1500/601/1100/600/1100というやつ。
スピードを1500、スタミナと根性は600、パワーと賢さは1100ってことですね。

で、今回の自分が育てたウマ娘を見てもらうとわかると思うんだけど、いずれもスピードは1400前後。代わりにパワー・賢さを1200にするのが目標になっていました。
ワンダーアキュートの1400/600/1200/600/1200に近いバランスが個人的な理想だった。

実際蓋を開けてみたら、スピード1400でも普通に勝つんですよね。
1500と1400の差は、内部的には「1200以上のステータスの実数は半分」という仕様があるから50の差。決勝の1600と1400の差も実は100の差で、これはスキルや加速次第で容易にひっくり返る程度だったということでしょうかね。
一方でパワーの1200と1100は実数通りに100の差。
パワーの数値は加速や位置取りに影響するので、今回のように追込ウマ娘で勝負する時はパワーをしっかり盛るというのが上手く刺さったのかなあと。

2周年のアプデでパワーの重要性は高まるはず。
とりあえず新環境が楽しみですね。いつものことながら、多分新シナリオ実装直後は変な不具合とか多発するんだろうけど……大丈夫かな?
まずは各種スキルの実際の変更内容などを見ながら色々考える感じになりますかね。今まで使われていなかったスキルが再評価されると、合わせてサポートカードの評価も変わってくるだろうし。
あとは進化スキル。各ウマ娘に2つずつ実装するんだろうけど、これで個性を出しつつも現状のキャラ差を埋められれば……って考えなのかな。クリオグリに追加される進化スキルの内容次第で、その辺の思惑が透けて見えるかもしれない。

ウマ娘&サポカの雑感

グランドライブ環境下での最後のチャンミが優勝で終えることができて、割と気分良く新しい環境に入れそうです。
そんな新シナリオ、因子が重要視されると予想していたのとは違ったけど普通に楽しそう。練習・おやすみ・おでかけ・レースの全てでギミックのポイントがカウントされるっぽいからストレスは少ない感じがする。見た感じだとアオハル杯やグランドライブとそこまでプレイフィールは変わらない気がしますが、むしろそれでいいかな。メイクラみたいなのは本当にもうこりごりなので。

昨日のぱかライブで発表されたウマ娘ミスターシービーツインターボ。サポートカードはSSRメジロラモーヌとSRが多数。
ミスターシービーは【迫る影】持ちでパッと見で分かる強えスキル構成ですが、反面【強攻策】は自前で習得できないのと、その【強攻策】を習得するための筆頭サポカ・賢さのミスターシービーを自身に使えないことがどの程度響くか。
ターボは星1で実質配布ウマ娘みたいな感じ。とはいえキャラクター通りの性能だし何より育てている時に相当楽しそうなので素直に嬉しいですな。

新しいサポートカード・賢さのメジロラモーヌもかなり強い気配がするんだけど、反面ライトハローのような「このカードがないと新シナリオ育成自体がキツい」というようなものでもなさそう。そして固有ボーナスがスキルを習得しないと発動しないっぽいことがどう影響しますか。まあメジロラモーヌのイラスト破壊力高いので引きに行きますけど……本当に学生なのっていうキャラクターしてますねラモーヌ。
そして深読みすると、むしろこのラモーヌの次に本当に新シナリオ環境に刺さるカードが実装されたりしないだろうね……みたいな不安がよぎる。

全体的には実は今回の2周年、そこまで課金圧が高くない気配があります。サポカの資産的にシービーを仕上げられそうな人はシービー狙いかな?
まずはいずれも無料10連と、今回のアクエリアス杯の報酬も含めたジュエルとチケットでどのくらいいけるか、ですな。