心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

実際にJアラート範囲内に暮らしていて思ったこと

さて、11月3日の朝Jアラートが鳴りましてね。
対象地域は宮城・山形・新潟ということで、宮城県在住なので朝から携帯が鳴り響いた。

とは言え実際に鳴って思ったけど、じゃあ何ができるのか?っていうと何もできない。自宅にいたから、そこから動かないってことくらいしかないんだよなあ……。

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「7:48にミサイルが通過しました」という話が8時過ぎに届く。かと思ったらその後通過していなかったことが判明。
そもそも7:46だかに発射されたミサイル、本当に通過していたとすると2分後には通過していたわけなので……この2分で何ができるんでしょうか、我々に。

うーん……なんかねえ、Jアラートがどうとか以前の話としてですね。
隣国が自国の方角に向かってミサイル撃ちまくっているという現実があって、こんなもん日本じゃなければ普通に国防レベル急激に上がるくらいの話だと思うんですよね。アメリカだったらデフコン2くらいの戦備体制になってるんじゃないのか、これは。
はっきり言って今の日本側の対応が世界基準で見れば異常であって、この期に及んでまだ国防に関わる部分の憲法改正を反対している政党及びその支持者は大丈夫なのかな?という。政党に対してはどうやって国民を守るつもりなのか聞きたいところだし、それを支持している人はそうやって国防を疎かにしたまま実際にミサイル落とされたりしても文句言えないと思うんだよな。
憲法9条を日本が守っていたところで、実際にこうやってミサイル撃ちまくってきてるんですけど。

極端な話、きっちり国防レベル(憲法改正等の概念も含めて)を上げることで軍事パワーバランスを改善することで、そもそも「Jアラートが鳴るようなことを他国が起こせない」ようにするのが抑止力としての軍事力な訳です。敵基地攻撃能力の保持なんかはその具体策の一つでしょう。
他にも結局ポシャったイージス・アショアの配備なんかは、その費用や人的負担のことをひとまず置いておけば有効な一手だったとは思うんだけども……。
色々そういう抑止力の提案は行われるけど、結局反対されたりで中止になったり、議論が進まないというのを繰り返している感じがある。

とりあえず本当に有事になってしまった際、迅速に国民を守ることができないような憲法ならば改正しないといけないだろうし、最低限そのための議論には野党側も応じてくれないと話にならないというか。改正の必要がないというなら、その納得できる理由を持ってきて国会で言えばいいわけで。
……今の北朝鮮・中国・ロシアというやべー国、全部日本の隣国っていう意味も考えて欲しいですけどね。