さて、1週お休みを挟んでからの鎌倉殿。残り10話ほどになり最終章突入といったところでしょうか。
当ブログでは触れてなかったけど、先週の出演陣が集まってのトーク番組もかなり面白かった。ああやってかなり自由に話をしてもらえる方が観ている方も面白いですね、裏話が盛りだくさんで。
第39回のタイトルは「穏やかな一日」。このタイトルがこれから起こることを考えると不穏すぎるというか、ドラマ的にはここが本当に最後の「穏やか」ゾーンで、あとは最終回まで安らぎなどないぞって感じにも見えるんだよなあ……。
スポンサーリンク
またしれっと既に子供が産まれている義時……と思いきや、オープニングのナレーションである長澤まさみがそのまま本編にちょっと出てくる!
つかの間の(比較的)平和な4年間を一気に片付ける回。まあ残りの和風で承久の乱までやるとすると、割と事件もまだ盛り沢山だし仕方ないですね。
実朝って天然痘に罹ったりしていたんですな。
んで義時くん、自分が実権を握る宣言しちゃってるし実際に自分が政治の判断をほとんどやってしまっていて、これでは時政と同じじゃないの……?
……北条朝時が登場。誰?と思ったけど、普通に承久の乱でも活躍していたりしてそこそこ強いっぽいですよ。
……うーん、まあ今のところ平和ですね。実朝が和歌を歌ったり。ちょっと奥さんが微妙な立ち位置の実朝の交友関係……和田義盛くんが相変わらず面白いのに、ここから北条と命の取り合いになるのは恐ろしいぜ……。
これは実朝、じわじわとメンタル削られている気がするね。政治に関しては自分がやりたいと思ったことは、全部義時と政子に封殺されている感じ。
義時がゴリゴリの恐怖政治に動き始めた。
これは和田義盛は気分悪いですねえ。結局時政がいなくなっても変わってねえんだよな……んで流石に三浦義村の心もここに来て動くよね。時政に対する義村の気持ちと、義時に対する義村の気持ちとでは違うもんな……。
ここで平盛綱を御家人に取り立てる。和田義盛の出世を封じておいて自分の身内を出世させようなんてのは、露骨に北条義時の野心にしか見えないからなあこれ。
……義時がドチャクソ怖いなこれ。はっきり「あなたは傀儡です」って本人に伝えるのはやりすぎやろ……。
ここにきて頼家と実朝がそっくりな状態に。
自身は将軍でありながら実権はなく、自分の心を開くことができる人間がいない。
というか、ここで実朝を同性愛者として解釈してきたか、三谷幸喜。そういう視点で見ると和田義盛のこと気に入ったりするところとか、色々点が線で繋がるの上手いな……。
善哉が出家して公暁になりました。ああ、実朝の命が潰えるまであと6年……。
表向きは平和な「穏やかな一日」の裏で、静かに色んな闇が描かれている静かながら怖い回だったなあ今回。
次回「罠と罠」。
和田合戦スタートかな?そして三浦義村の動きは。