今年ももう終わりが近づいてきたところで、仙台放送さんの記事で今年の仙台中心部を振り返っていてだいぶ切なくなりまして。
以下、仙台放送の記事から引用。
今年、宮城県内では多くの店舗が惜しまれつつ姿を消しました。理由はさまざまですが、専門家は「街の魅力の減衰につながる可能性がある」と懸念を示します。
記事内で触れられているだけでも商業施設に映画館、老舗の書店とバタバタ。これ全部今年の間に閉店したのか?と思うとちょっと怖くなります。
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今年の1月いっぱいで複合商業施設「EDEN」が閉店。
様々な飲食店が集まった施設で、そのうちの半分くらいは実際に利用したことのあるお店でした。
ブログでも書いたことのある店もいくつか。
移転先を見つけて移転、現在は別の場所で営業を続けているお店もあったりしますが、やはり駅前にぽっかり空間が空いてしまっているのは寂しい。
続けて2月にはフォーラスが閉店。
こちらは正確には閉店ではなく、建物の老朽化の調査のための長期休業です。とはいえ調査の結果、建て替え不可避ということになればこれから解体→建て直しでしょうから、結構な年数がかかるでしょう。
そもそも現在の調査のための休業も、いつまでの話なのかよく分かりません。フォーラス、どうなる。
専門店だと、一番町にあった老舗書店、金港堂も建物の老朽化により閉店しました。現在は建物も解体されてしまったかな。
そこまで大きな本屋さんでもありませんでしたが、個人的には自分の好みに合う本が結構ある場所だったので好きでした。新書や岩波書店の文庫はしっかり揃っており、さらに宮城・仙台にまつわる雑誌などもあり。地下階では漫画も買えたなあ……。
よく行くバーと職場の移動途中に店があったので、仕事終わりに金港堂に立ち寄ってからバーへ行く……なんてこともしていましたね。
来年には仙台中心部も中心部に位置するイオンの閉店も決定しており、これまた老朽化による建て替えが理由とはいえ電力ビルがなくなることも決定しています。
こうしてみると建物の老朽化が理由の閉店が多い。仙台という街が発展する中で産まれた老舗百貨店や書店などは、同じようなタイミングで寿命が訪れたというサイクルなのかもしれません。
この辺に関しては仙台市の開発計画を調べると、いろいろな再開発の中の一部であるものも含まれてはいます。
閉店から長いこと手付かずになっていた旧さくら野のビルも、ドン・キホーテの運営会社が跡地を取得しては再開発に乗り出す……かと思いきや、なんかそれからの具体的な進展は見たところない感じ。これからどうなっていくんだろう。
EDENも、実は「次の再開発計画が決定するまでの暫定的施設」がその存在だったんですよね。だから今回EDENがなくなるのは、次の開発計画が始動したということ……のはず。さらにこの計画、仙台市の「青葉通広場化計画」と連動している可能性もあって、旧EDEN前の道路ごと大きな再開発となる可能性はあります。こうなると、さくら野跡地も巻き込んだ超大型プロジェクトなのかも……?
他にも勾当台公園や定禅寺通りの再整備、来年閉店となるイオン仙台店も2020年の段階で建て替え計画は発表されていた様子。
仙台の街は一時的な衰退……というか、新たな飛躍のための雌伏の時に入っているのかも。
とはいえあまりにそれが長いようだと街の賑わいはどんどん失われていくでしょうし、進展があるようならどんどん情報公開はしてほしいところです。
あと個人的には若者を中心に治安が悪くなっている感覚がすごく強いので、そういう面に配慮した上での発展をお願いしたいですね……。朝のアーケードとか、大声で叫びながら歩いている若者3人組とかちょいちょい見るようになって普通に怖いんですわ。
この辺は発展というか、警察さんお願いしますって感じで別の案件になっちゃっている気もしますけどね。とはいえそういう変な溜まり場になるような場所とかは安易に増やさないでほしいなあと思います。
あと宮城県知事、なんか移民の受け入れ推進のために土葬墓地を検討するとか言い出していて頭を抱えています。そもそも昨今、外国人による犯罪も急増しているんですが理解しているのだろうか。こういう「移民側に合わせる」みたいなことしちゃうと日本としての文化や風土が破壊されますよ。
移民自体を否定するつもりはありませんが、日本に住む以上「日本に合わせる」という意志のある移民でなければ受け入れたあとで内側から破壊されると思います。
なんか村井知事、金の話が最優先だから平気で水道の民営化で海外企業を参入させたりしており、宮城県民というか日本人すら軽視しているような政策方針が増えていてさすがにキツい。なんでその選択肢が優先されるの?ってことが多すぎます。
次の知事選挙ではまともに対抗馬になり得る候補者が出てきてくれないと困るなあ……。