心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

野党でマジで政権交代したいなら何すべきかを考えてみる

毎回毎回「次の選挙では勝てる」とか「勝利が近付いた」とか言ってて、いざ蓋を開けたらボロ負けみたいな流れを何度も見てきている。
そんなわけでもはや「本当は野党は政権握る気ないんだろうな」と思っています。責任が凄まじいから抱えたくないし、実際に与党として政治を行なってきたノウハウや経験もほとんどないから「そういう意欲はあるよ」ってポーズだけ取ってるんじゃないかと思ってる。旧民主党政権とか振り返るとやべえことになってたしね。当時は政治に興味なんてなかったから知らなかったが、今調べてみるとなかなかですぞ。

で、なぜ自分は「野党は本気で政権交代する気がない」と思っているのか。
単純な話で、本気で勝ちにいくような活動が全然見えないからです。

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YouTubeかなんかのコメント欄で一つ鋭いのを見かけたんだけど、それは「野党支持者は与党支持者を説得しなきゃいけないのに、それを敵に回してるんだから絶対支持率上がらないよね」といった感じのもの。
これは支持者だけならず政党としても言えることで、例えば今の立憲民主党の支持率は5%前後しかないわけです。んで他の野党と全部足してなお与党支持率より低い始末。
シンプルに数字の話だけで言えば、まず支持政党を持たない大多数の浮遊票に支持してもらえるようにするのが一つ。
さらに数値として効果が大きいのは自民党支持者を自分のところに乗り換えさせることです。例えば自民党20%、立憲民主党5%だとしたら、自民党から7%くらい支持者を動かせればもう戦えるんだよね。自民党13、立憲民主12になるんだから。
与党を強く敵視しているようなやり方をしてるから、そうなると当然与党支持者動く気なくなりますよね……という。

あとは政策面だと「今のコロナ情勢においてまともな対案も出さずに桜だのなんだのグズグズ言ってたじゃん」を指摘すると、野党支持者は「いや対案ちゃんと出してるのに与党が取り上げなかったんだ」とか言い返してくるんだけど……じゃあテレビなり各種メディアを通して、もっと自分らが効果的な対案を出していることをアピールしたらいいじゃん?と思うんですね。
昨年は実際に国会で「コロナのことをやりたいですが、桜を見る会についてやります」みたいな本当に意味の分からない入りで国会の質問に入った福山哲郎議員も見てますし。おうやりたいならコロナのことやれよとしか思わなかったな。

今の与党以上に効果的・革新的な政策を打ち出した上で、とりあえず与党を叩くのではなく評価できる部分はちゃんと汲み取って協力しようという姿勢。
あと逆説的ですが、今のご時世に国民を救うことよりも「次の選挙は勝てる!」みたいなこと言ってる野党、誰が支持すんのっていう。与党以上にコロナで苦しんでいる国民を救う政策を出せたら選挙も勝てるんじゃないですか?


要するに、この辺を意図的に避けてるとしか思えないくらいやらない。つまり本気で政権交代するつもりはないんじゃないかと邪推してしまうわけです。