心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【ウマ娘】玉座は基本的に根性育成用カードだと思う

※この記事はメイクラ環境下における時の記事です。事前にご理解ください。


グループカード「玉座に集いし者たち」実装直後に書いた記事では、根性育成しんどいからやらねえと書いたんですが……さすがに全く根性育成せずに検証終了もどうかと思ったので、とりあえずやってみました。

スピード1、根性3、賢さ1に玉座の編成。いわゆる根性育成でよく見る1・3・2編成の、賢さを1枚グループサポカに変えたものなんだけど……試しにやった1回目でUGランク行ってしまうとは。短距離とマイルしか走れないカレンチャンで、というところも注目点かと。
しかも恐ろしいのが、感触としてはかなり下振れ起きてたんですよねこれ。クラシック期の合宿なんて1回も友情練習できてないのにこれだよ。

根性育成に使ってみて分かったけど、結構革命的なカードではある。根性育成やりたくない自分も「これならまあやってもいいかな……」と思うくらいにストレス減ったからね。

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強さの本質はスキルポイント獲得にありそう

まずタイトルに書いた「根性育成用」という話の前の、このカードの強さについて。
何回か使ってみて分かったけど、明らかにもらえるスキルポイントが多くなります。スピードと賢さはしっかり盛れつつ、同時にスキルをたくさん取得できるので、最終的な評価点は高くなっていくということ。
ここから汎用性は思っているより低いということも書くんだけど、貰えるスキルポイントの多さは他のサポートカードにはない明確な強さであり、スキルポイントのために無理やり編成するまであるかもしれないカードではある。

ある程度の資産が前提だが、根性育成がグッと楽になる

さて本題。育成開始前の準備段階として、賢さカードを1枚削った分、因子によって賢さをある程度積む必要が出てくる。
残りの因子をスピード・パワー・根性から育成ウマ娘の補正考えつつ選べればいいんだけど、そこまで都合よく理想的な因子なんて基本持ってませんからね。そこは妥協するところ妥協していくしかない。

育成始まるとやっぱり純粋な根性育成よりは楽で、アイテム運・練習運が悪い場面にお出かけで濁せるのはストレス軽減になる。お出かけは体力も回復するから、次ターンのレース出場のリスクもゼロ。
何より個人的には、疲れたと言っているウマ娘ちゃんにドリンク飲ませたりして、無理やりレースや練習させる場面が減るのが嬉しいですね……。

次項目で多少突っ込んで書くけど、ある程度他のサポートカード資産、そして自前とフレンド合わせての因子の資産がある場合、根性育成における安定性とストレス軽減効果は高い。
根性育成メインのガチ勢、あるいは根性育成のやる気はあるけど苦手みたいな人には欲しかったところが埋まるようなカードな気がする。

基本的に根性育成のためのカード

数日間色々試行錯誤して、自分なりに出した結論はこれ。実はどんな編成にも入ってくるような、キタサンブラックファインモーションのようなカードではない感触がある。
Twitterなどでいろんな人の育成結果を見ても、上手く育っているパターンは大抵根性育成。「世間では強いと言われてるけど自分が使っても伸び悩む」と書いている人は、それ以外の育成をしていることが多い。

玉座で上がるステータスはスピードと賢さなので、玉座で上がらないステータスを他のサポカで上げることを意識しないといけません。単純だけどここのパズルを間違うと、上手くいったところで最終的にスピードと賢さが溢れる(=他のステータスを上げられる過剰分があった)ことになる。

総合的に、思ったほど汎用性が高いカードではなさそう。育成方法としても根性育成特効という感覚だし、もらえる金スキル【光芒円刃】も中距離限定のスキル。
理想的な編成シチュエーションは根性育成による中距離ウマ娘育成ということになって、例えばスタミナが必要になってくる長距離ウマ娘の育成では編成に入れにくいんじゃないかと思います。手持ちのスタミナ・パワーサポカ次第ではあるけど。

配布カードなどが揃ってるならやっぱりレンタルで良さげ

ということで根性育成してみた結果、思っていた以上に根性育成との相性は良い。画像のカレンチャンのサポカ編成は、根性SSRユキノビジンハルウララはどちらも配布カード。課金して完凸まで持っていったのは賢さネイチャだけで、キタサンブラックとSRアドマイヤベガは解放結晶で地道に上限解放したカード。あくまで自分のアカウントでの話だけど、微課金でもこうなりましたよ、という例にはなるかと。
キタサンブラックナイスネイチャに関してはもちろん強カードだし、この辺りの代替カードのパワー次第では簡単に強くもならないとは思う。
ただ無・微課金なりに長いこと遊んできた場合、配布カードには根性SSR自体がそこそこあることもあって、ある程度計画的にガチャ引いてきた人ならそれなりに凸の進んだ強カードもあると思うので、同じような形の編成自体は作りやすいはず。なんとかレースボーナス40を稼げれば、レンタルした完凸玉座の10を足してレスボ50に到達。
根性育成の場合は、配布カードも普通に編成候補に入ってくるため「フレンド枠で玉座以外のカードを借りる必要性があるのか?」が玉座のためにガチャを回すかの一つのポイントかもしれない。

自前で用意することを考えた場合、完凸しないとレースボーナスが10にならない、そもそもレスボは3凸からじゃないと出てこない成長テーブルなのがネック。
これは現環境では、自前で用意するなら相当数ガチャ回さないといけないということなので、そういう観点を踏まえるとレンタルで完凸玉座を借りるほうがベターかなと。少し前に強カードとして登場したミスターシービーと違い、ある程度凸が進んでないと強いとは言い難いカード。要するに自前で用意する気ならそこそこ金かかる可能性あるよってことなので、無・微課金の方はレンタルの方がいいと思われます。
貯めてきた石を使う勝負に出るタイミングとも言えるけど、まもなく1.5周年を迎えることも考慮した方がいいですね。自分のように無凸で1枚だけ確保、今後の環境でも強いままなら解放結晶の使用を視野……という考え方もなくはない。



参考までに、自前の無凸玉座を使ったパターン。玉座を除く5枚でレスボ50まで上げられるなら、無凸でも普通に仕事するカードなのはよくわかった。これまたカレンチャン同様結構な下振れしてた感触があった上でのファイン殿下ですからね。
試しに根性育成用のデッキを組んでみて、フレンド枠含む5枚でレスボ50になる編成が組める人の場合は無凸玉座でもいいから確保しておくのはありかもしれない。

いずれにしてもじゃぶじゃぶ課金できる人でもない限りは、次回のぱかライブで出てくる次の実装カード情報を見てから判断でもいいと思います。
次の新シナリオでも突き刺さるカードかと言われると、クライマックスシナリオにおける根性育成用のカードとして解釈した自分としてはやや懐疑的な部分はある。余程のことがない限り新シナリオでも活躍自体はすると思うけど、必須の最適解ってことにはなるのかなあ……うーん。
例えばステータスの上限突破でも来た場合、盛れるステータス量がほぼ固定値の玉座は相対的に強みが薄まりますからね。