パラリンピック期間も終わり、再び放送が始まる青天を衝けです。前回はパリからの帰国と同時に、日本で起きたことが伝えられる栄一。でもそれらがほぼ全て悲劇だったという。
今回は実家帰省回でもあるし、まあ多少穏やかなシーンもありますかねえ……割とドラマ内では、長い期間鬱々としてる感じ。パリにいた頃も日本からの手紙なんかや、金銭的な問題も常にあって終始不安との戦いだったしね。
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長七郎と再会……は良いけど、これ栄一くんどういうルートでここに?何故わざわざ畑の中分け行ってるんですかね……。
幕府を倒そうと思っていた自分が幕府に仕え、そうしていたら幕府は倒されて主も失った。
まあ比較したら、長七郎は本当に何も成してはいな……これ夢だったんか?夢だとしたら、自分の今までの足跡に対して自信を持てない栄一の深層心理みたいなものか。
「国破れて山河あり」ですか。栄一の生まれ育った地は明治維新の際の戦火からは免れたと。
実家って確かに変わらないなあと。まあ自分も実家はだいぶ田舎なもんで、そういう「変わらねえなあ……」も実家の環境によるところ大きい気はするけど。
トータル何年くらい帰ってなかったんだっけこれ。まあ娘もデカくなりますよ。
千代さんは髷を失った栄一に若干キレてたけど、こうやって会えたらそんなもんどうでもいいですか。
よく考えたら今の栄一ってどういう状態なんですかね。無職……ではないんだろうけど、この時って旧幕府の人間且つ旧幕府軍みたいに戦いを続けてない人はどういう扱いになってるんだろうか。
平九郎さんのこと栄一に当たってもダメですよ……気持ちは分かるけど。そこ栄一の責任じゃないからね。
長七郎くんしれっと「死んでた」ことが明らかに。病死だったそうですね。
やっぱ開幕のアレは夢……というか、長七郎の最期の挨拶だったんだな。「お前は生きている」ってのはそういう意味かァ……。
……今更思い出したというか、このドラマの千代さんのキャラクターちょっと苦手というか。妙にネガティヴなんだよな、思考回路。
しばらくストーリー的に全然絡んでこなかったから忘れてたけど。
「もう一人の渋沢」。
喜作や土方に、医者を通じて間接的に栄一の話が伝わるのちょっとアツいな。
なんかなあ……「私が悪いのです」「悪いのは俺だ」とか「誰にも会わせる顔がねえ」「会わせる顔がねえのは俺だ」とか。
ちょっとワンパターンですねえ……。「いくら恥抱えようが生きる」みたいなの、そもそも横浜焼き討ち未遂の後に既に通過した地点だった気が。
栄一が親父に返した金が、そのまま千代さんに渡された……けどこの金何に使うんすか?一緒に住んでるし……。
もう一つの再会。徳川慶喜との再会。
随分と貧しい生活しているようで……くたびれてますねえ慶喜。しれっと表情の演技が草彅くん上手ェ……。
なんか切ねえなこのシーン。栄一が一所懸命に楽しませようと話して、それが分かっているから慶喜も穏やかに微笑んで。
個人的にはもうちょい慶喜との再会の方に時間割いて欲しかったかなっていう。
次回「篤太夫、駿府で励む」。
いよいよビジネスマンとしての渋沢栄一が本格的に発動する感じかな?