心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

青天を衝け 第13回「栄一、京の都へ」感想

前回までで第一部完、といった感じか。今週から京の都に飛び出した栄一、時を同じくして京へ向かった徳川慶喜
いよいよ栄一の「今の日本のシステムを変えてえ」がちゃんと動き出しますかね。

全然関係ないけど、コロナ落ち着いたら旅行したいですなあ。京都もまた行きたい。
修学旅行と個人とで2回行ったことあるけど、見てない・行ってないけど興味ある場所が膨大にあるからね、京都。

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先週の長七郎魂の叫び、やっぱり良かったですね。あそこからうちの母親も栄一パートを早送りせずに観るようになったよ。


栄一たちはまず江戸へ。
素直に平岡円四郎に会って、一回誘われた仕官……ではなく、京に向かう力だけ借りようとしてるらしい。自分で言ってるけど都合良すぎるね。
その平岡邸では奥さんが「渋沢」であることを知った途端に大歓迎状態だ。
……そういやデーモン・フジオカ、五代才助(友厚)を演じるのは朝ドラに続いて2回目なんだよな。同じ歴史上の人物を別作品で再び演じるってあまりないことだと思います。さりげなく「あさが来た」は見ていたから、どう演じ分けてくるか楽しみである。

平岡円四郎が「渋沢ってのが訪ねてきたらよろしくな!」と言い残していたという。うーん、ドラマっぽいご都合展開ではあるけど……平岡円四郎パート、コメディ部分もあるからありあり。
「はい、忠誠を尽くします」という死んだ言葉が素敵ですね。


長七郎は江戸にいきたい。どうも精神が限界迎えてる感じがあるなあ。
栄一たちと違って、長七郎だけは既にちゃんと歴史に巻き込まれてるし。自分が行かなかった坂下門外で仲間は命を落としてるし。影の部分が濃いよね。


タイトル通り「栄一、京の都へ」来ました。
そこで見たのは新撰組。土方くん怖いって……。
個人的には新撰組に関して言うと、ドラマ的には悪役やってる姿の方が好きではあるんだよね。土方男前だし殺気漂ってていい感じ。

参与会議は腹の探り合いでしょうか。徳川慶喜は薩摩を警戒しつつ、松平慶永と連携。でもそんな松平慶永の狙いとも徳川慶喜とは噛み合わない。
水戸藩の過激派も暴走気味。ちょっと幕末の幕府事情に興味出てきたぜ……。


栄一たちは軍資金が切れたどころか、借金まみれだそうです。
長七郎を京へ呼ぶように手紙を書いた栄一だが……栄一は何か具体的にやること決まってんのかねこれ。

京へ向かう長七郎は狐面の集団の幻覚が見えるほどになっていた。これ予告で見た時に京の都でのことだと思ったけど違ったんですか……というか、人を斬ってしまったよ。そして捕まってしまったよオイ……。
しかも栄一が出した手紙も回収されちゃったんだからさあ大変だ。逃げ場なし!今こそ平岡円四郎様のところに逃げるんだ!!向こうから来た!平岡イベントは基本タイミングが良すぎる。


ついに平岡円四郎に対して「俺たち幕府に文句あるんだよね」ということを伝えました。
道理を外れかけまくってるんだけどね。結果として人斬ったりしてないだけで、それしようと思ってるだけで割と罪な気はしますが……。

「幕府」と「一橋」は同じじゃねえよと。
「幕府を変えるために、幕府の側に入ってみないか?」
本当にこのドラマ、平岡円四郎が魅力的ですな。ユーモアと熱い心、若い栄一たちを導く冷静さも持ってる。


次回「栄一と運命の主君」。
ついに徳川慶喜とちゃんと邂逅します。二人で並んで用を足したこと、覚えているかな。
あと長七郎どうなるんや……。