インターネット回線だったのか、コヤンスカヤよ……。
ってことで6周年記念サーヴァントは、光のコヤンスカヤでした。
クイックのスカディ、アーツのキャストリアと来ていたから、比較して不遇気味なバスターの強力なサポーターが実装されるような予想は多少していたものの、そのサポーターがコヤンスカヤだとは読めなかった。プロトマーリンとかその辺でなんとなく読んでたんだけどね。
さあその性能たるや……「バスター宝具3連射で周回できる」という恐ろしいものだったのである。
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それなりにシステム対応者や条件は限られてくるが、スカディやキャストリアでシステム組んだ場合のネックとなるNP回収率に完全に依存しない形での3ターン宝具が可能に。
これは敵が単体だろうが関係なく宝具が撃てるということなので、もはや当たり前になりつつある変則周回における最適解はＷコヤンスカヤになりそう。
この形が基本形。凸カレスコを装備させたNP50チャージスキル持ちのアタッカーと、コヤンスカヤ2騎の編成。後ろ3人は使わないので、絆上げたいやつとか礼装も絆やQPアップ適当に積んだり、イベント中ならイベント礼装を積む。コヤンスカヤの礼装も不問。
そして重要なのが、マスター礼装をアトラス院にしておくこと。スキルチャージを2進めるスキル「メジェドの眼」が大事なんです。
1wave目。
Ｗコヤンスカヤでバスター性能アップ効果を持つ「NFFスペシャル」をアタッカーに使い、宝具を撃つ（火力が足りるなら不要）。
2wave目。
アタッカーのNPチャージスキル→コヤンスカヤのNP付与スキル「イノベイター・ハニー」の順で使用し、再度宝具。
アタッカー→コヤンスカヤの順で使わないと、「イノベイター・ハニー」のスキルチャージを2進める効果がアタッカーのスキルにかからず、3wave目で宝具を撃てなくなるため注意。
3wave目。
これがターン開始時の状況。
まず、まだ使っていない方の「イノベイター・ハニー」を使用。ここでアトラス院のマスタースキル「メジェドの眼」を使うことで……。
再度アタッカーのNPチャージスキルを使えるようにする。再びアタッカーでNP50チャージして宝具という流れ。
画像の3waveのように敵のHPが高い場合、宝具で撃ち漏らす可能性がある。
その場合はスター獲得効果のあるスキル「殺戮技巧（人）」を使ってスター生成、クリティカル殴りでトドメ。アタッカーのバスターカードが来ていれば、NFFスペシャルの効果がバスターカードのスター集中とクリティカル威力が上がっているためより安定する。
アタッカーとしてシステム運用できるのは、NP50チャージスキルのチャージターンが7以下のサーヴァント。コヤンスカヤのスキル×2で4、さらにメジェドの眼で2。合計6減らすことで、3wave目にもう一度スキルが使用可能になることが条件となる。
オーダーチェンジを使う場合はNPチャージ量が50に届かなくても使えるため、だいぶアタッカー候補は増える。アルジュナ・オルタなんかは性能も合わさってかなり相性良いですね。
とここまで書いてきたが、Ｗコヤンスカヤの登場でこれまでの周回システムが不要になるかというとそうでもないのが絶妙なところ。
まずNP回収率を無視して宝具3連射ができるのは、アーツ・クイックによるシステムと比較した場合に大きな利点。特に一部の単体宝具サーヴァントでも3連射が実現しており、高HPの敵が続く1-1-1のような特殊な周回編成が必要となった場合に組めるのはＷコヤンスカヤだけだと思う。こういったクエストの場合、従来のキャストリアやスカディではNP回収が足りない。
一方弱点として火力が伸びにくいというのがある。
コヤンスカヤのスキルで付与できる火力アシストは、NFFスペシャルによるバスター性能アップのみ。攻撃力アップや、あるいは敵の防御力ダウンなどの異なる種類のバフ・デバフを重ねると乗算で上がるシステム上、バスター性能アップのみだとアーツ・クイックのシステムに比べてダメージが足りない場面が出てきそう。自前で攻撃バフを用意できるアタッカーはこのあたりで強みが出てくる。パッと思いつくのがアルトリアやアルジュナ・オルタ、そして今回例の画像でも使用しているモルガンなど。
単純にNP回収が間に合う場所ならキャストリアでシステム組んだ方がいい場面も多いと思われる。
基本的には変則周回に向いたシステムなのがＷコヤンスカヤ。
3-3-3のベーシックな周回なら、キャストリアやスカディの方がスムーズに片付く場面もあると思うのでその辺は住み分けかと。
……単純にバスター宝具なだけで使われなくなっていったサーヴァント達に活躍の場面が出てきたのがシンプルに嬉しいところ。やっぱみんなに活躍の場があった方がいいからね。
