心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

烈海王異世界転生2巻をレビューッッッ

大河ドラマがオリンピックくんのおかげでお休みのため、しばらく日曜日は違うこと書かないと……ってことで烈海王異世界転生の2巻の話しましょう。
読む前から「方針転換して面白くなった」という評判を聞いていた2巻をようやく購入したよ。

1巻の後半では天草四郎が登場、そのまま異世界転生した者同士のトーナメント編に突入しそうな気配だった。
これに対して読者は「そうじゃなくて、烈海王VS異世界生物見たいんだよなあ」という意見が多かったっぽいです。

もともと半分ネタ的な作品なこともあるのか、展開がはっきり決まっていなかったのか。
上手いこと烈海王らしさを活かしつつ、トーナメント編になる雰囲気から脱出した烈海王。流れ的も多少強引気味ではあるが破綻はしていなくて、こりゃいいぜって感じだ。

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トーナメント開催を考える国王に呼び出された烈は、その力を試される形でキング・ヒュドラーとの戦いに。
それを倒した烈はそのまま王国を飛び出したッッッ!


本来なら、そのまま天草四郎のような過去の人物達と闘う流れになっていたと思われる。ただしそれ、結局大枠では人間VS人間で、烈海王がわざわざ異世界転生した意味が読者側からすると薄味だったんだよね。
今回の方針転換によってキング・ヒュドラー、ゴブリン、サイクロプスと、ファンタジー世界におけるモンスターVS烈海王の流れに切り替わった。そもそもがぶっ飛んだ設定のスピンオフなんだから、そのぐらい吹っ切れちゃっていいんだよ!……そんな気持ち。

中国拳法VSモンスターの構図、これが既に斬新。
あと今から考えるのもどうかと思うが、この漫画の最終回どうするんですかね?その辺も込みで楽しみです。