やっぱ千代さん好きです!となっての翌週には早速祝言がサブタイトルに。
とはいえ祝言の前に喜作とのデュエルがあるはず。
勝ち負けとかではなく、その戦いの中で栄一の気持ちが本気であることを理解した喜作が身を引くのかな。
こういう場合はちょっと喜作の方に感情移入してしまうんだよなあ。
本当にたまたまだけど、人生とは不都合で思い通りにいかないものだっていうようなことを書き進めていたのもあって余計にね。
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栄一に「お前が欲しい」と言われて、泣くぐらい嬉しい千代さん。
マジで喜作くんが不憫ですよ、なんか……。
渋沢栄一にとっての強い自立のトリガーが、あの山の頂で見た景色。
……いやあ、長七郎の兄貴は栄一の気持ちも喜作の気持ちも全部分かってたんやなって……。
ってことで栄一VS喜作が始まった!
この場面で千代さんが明確に栄一の応援してしまうのはどうなのかっていう。
喜作おい……喜作お前おい……勝ったのにお前……めちゃくちゃカッケェやんけお前ぇ……!
これはなんとなく喜作も二人の気持ち分かってたんですかね。
んで結果的に喜作にも嫁さんになりそうな人できてて結果オーライ的なところでオープニング。開始10分経ってからのオープニングはたっぷり溜めてきたな。
今週の徳川家康は、井伊直政の話から井伊直弼の話へ。
井伊直弼が家定に上手いこと取り入っての大出世。今年の井伊直弼は才能も経験もないって感じで裏でバカにされてる人って扱いですかね。
この感じだと家定と直弼の間は、二人とも周囲から期待されてないということがコンプレックスであり、そしてそれが二人の共通する友情にも近い何かの源泉でしょうか。シンパシーというか、似ているんだろうな境遇が。
「実父である徳川斉昭より先に話をしたい」という徳川慶喜がもう才覚むき出しだよな。
「私に謝ることではない」とか「全て徳川のためじゃ」とか、ことごとく人間的な器の違いが描かれますねえ。
徳川慶喜は野心がないとも言えるけど、一方で自分のエゴで行動してないから、お世継ぎ問題が早くおさまるならそれでいいじゃんって素直に言えるのは人格者感ある。
安政の大獄。
井伊直弼の暴走は徳川家定の遺言によるものですか。うーん、慶喜としてはこれは訳分からん話だろうな。
幕府内も荒れるし、攘夷運動も激化するでしょう。
おっ、すっかり忘れてましたが今週のタイトル「栄一の祝言」だったわ。メインは井伊直弼だったようにしか見えないんですが……。
すっかり武士の祝言ばっかりドラマではみていたから、この慎ましめの祝言は素敵だな。あと喜作くんの祝言はドラマ的にオールカットですか……というか栄一より先にくっついてたのかよ、とか色々思うところが。
そこに闇堕ちした長七郎が……。
タイトルに反して井伊直弼の大老就任から安政の大獄までをたっぷり描いて、重厚な大河ドラマ感の強い会でしたね今週。