今年のオープニングの家康どうかと思ってましたが、今回は徳川幕府の暗部的な「武士とその他ではっきり線を引いた」みたいな話が入っててちょっと見直しました。
言ってることはさりげなく重たい話してて、しっかり朝ドラではなく大河ドラマなんだって気概も感じたりして。
- 作者:水本 邦彦
- 発売日: 2008/09/26
- メディア: ハードカバー
士が農工商と明確に線を引き、支配する者と支配される者が明確に分かれていた時代。
それが黒船来航など色々な要因をトリガーにしながら綻んでいって、ついには崩壊した時代。
自分が作った時代の終わりを家康自身に語らせるの、結構エグい気がしてきた。
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アメリカのやってることは日本の「侵略」として捉えている人々からすると、分かりやすく敵だよね、うん。
「縁談先の家が狐憑き」という話でここまで大事になるの、やっぱまだ科学とか発達してないからこそのエピソードだと思う。
でも姉様の様子マジでおかしいっすね……これは一体?
「その後、破談となりました」でこのパート終わり……?
徳川斉昭くんは相変わらずゴリゴリの武闘派思想。いくらなんでも極端すぎるとは思いますが。
どうなんすかね。結果としては開国したことで日本という国が守られたことを令和を生きる我々は知ってるわけだが、やっぱ斉昭が優勢になって断固戦争となっていたら日本は終わってたんでしょうかね。
セリフの中で西郷隆盛と橋本左内からサラッと出てくるという。
この徳川慶喜の少し引いていて、感情をコントロールできる視点は斉昭とは違って優秀ポイント。やっぱ統治者はある程度自分を殺せないとダメかなあと思います。
姉様、破談した後でもメンタルブレイク中。結局狐じゃなくて失恋ってことですか。
「強く見えても、弱いもの」「弱く見えても、強い人もいる」
姉様失恋に関する流れで出てきた話だけど、もっとでかい話がここに含まれてる気がするなあ。なんかの伏線なのコレ?
おばちゃんが修験者呼んで家のお祓い始めてしまいました。栄一くん完全に信じてねえな。論破しようとしてるぞ!
「天保3年は23年前だぜ?」
どう考えても修験者様の挙動不審がやべえな。
いいぞ!栄一カッコいいぞ!
「姉様はそんなに弱くねえ!」がいいよね。姉様が見てるのを気が付いてないところで言ってるのがまた、姉様の心を救ったな。
ああ、大地震ありましたね……。
東日本大地震の時期だからこそここで合わせてきたんでしょうかね。
藤田東湖、死去。
東湖自身が天災で亡くなったことで、徳川斉昭はどう変わるのか……。
いまいちタイトルの「揺れる」が栄一とかかってなかったような回でした。姉さんのダウンと立ち直りの話って感じだったな。
次回「栄一、胸騒ぎ」。
おっ、ついに栄一が慶喜と出会う?