始まってみたら意外と面白いと感じている「青天を衝け」です。
「朝ドラみたいな〜」というほど朝ドラし過ぎてもおらず、軽いテイストの栄一パートと重厚な徳川慶喜パートが並行して進むから味が変わって飽きにくいんですかね。
自分は「西郷どん」での徳川慶喜の扱いが非常に不満だったので、今回の大河では渋沢栄一の視点を通しながら徳川慶喜も良い方向に掘り下げられるのを期待。
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……開始直後にお腹痛くなってトイレ行ってて、開始10分見逃しましたね。帰ってきたら徳川家康が話してるよォ!
徳川家定が全然使えないじゃないですか。
幕政は阿部正弘と徳川斉昭が取り仕切っていた。しかし斉昭がスーパー攻撃的ですね。
実際黒船来航の後はこんな感じで混乱していたんでしょうか。断固戦う派と受け入れる派みたいな単純な二分構造ではなかったような気もするけどね。
徳川慶喜、超優秀だなあ……そして平岡円四郎、いくらなんでもご飯の盛り方も分からないってことある?一応侍だぞ?
なんか良い関係だなあこの二人。自分の仕える徳川慶喜から直接教わっていく。
慶喜を将軍にする計画にも平岡さんは関わっていくんですかね。
一方渋沢家では藍のシーズンが落ち着いて宴会です。仕切りは栄一。
権兵衛さんの藍がめちゃくちゃ品質が良かったのでMVPだぜ!んで爺さんが一番ランク低いよ。
こういう競争させるやり方は上手くいくと全体のレベル上がりますよね。秀吉が築城する時にグループ分けして、成果を競わせた話を思い出した。
いやはや、ドラマとはいえ栄一くんの商材と人望スキルすげえな。
さあペリーが再びやって来た。
結果として開国に至るんだけど、この時の斉昭怖くねえ?んで水戸派閥の人たちはこんな感じなのか。過激派というかなんというか……やっぱ幕末は面白いけど複雑ですな。
あー……これ役人さんにブチ切れるんか。それが「栄一、怒る」か。承知できない栄一。
うーん、農民の苦しみを知らないクズですね。
現場でキレる……まあキレてはいたけど、静かにキレるパターンでしたねこれは。
栄一くん正しいんですよね。
自分達を守ってくれる武士ならちゃんと仕えるんだろうけど、今の役人もその上の幕府に対してもこうやってフラストレーションが溜まると。
結果が第一話冒頭の徳川慶喜に直接文句言うシーンに繋がるわけね。
みんなが汗水垂らして稼いだ500両を一声でポンと渡さないといけない格差社会。
雨に打たれながら頭を下げ、それを渡す栄一。それを受け取る側の武士は濡れない館の内側で見下ろす。
次回「栄一、揺れる」。
この感じは……さらに栄一が怒る?