相変わらずガシガシ読書してますが、その読書のトリガーになってるのがYouTubeのゆっくり解説動画。
- 作者:山本 健
- 発売日: 2021/02/08
- メディア: 新書
最近観た「ゆっくりで学ぶ冷戦史」シリーズにどハマりして、そのまま冷戦時代のこともっと知りたいと思ったところで書籍「ヨーロッパ冷戦史」を購入。
新書にしちゃかなり分厚いけど読み始めてますぞ。
スポンサーリンク
思い返せば戦後のいわゆる冷戦時代のこと、ほとんど何も知らない自分がいた。産まれたのは平成元年の自分。産まれた時はまだソ連が存在していたんだよなあ……。
学校の教育でもこの辺駆け足で片付けられる印象強いですね。高校では日本史選択していたこともあるが、キューバ危機という出来事を初めて知ったのがメタルギアソリッド3だったレベルだもの。
ベルリンの壁の崩壊は何となく知っていても、そもそもなぜ東西にドイツが分断し、ベルリンの壁が建造されたのかは全く知らなかったり。
「ゆっくりで学ぶ冷戦史」を観て、わずか一晩で壁が作られたことを知ったりしてそんなことにも驚いたりしてね。
米ソ冷戦についてこうして色々勉強しながら「ああ、今現在は露骨に米中冷戦時代なんだな」と思ったり。
資本主義VS社会主義。直接的な武力衝突ではなく、関税掛け合っての経済戦争とかデジタル分野の覇権争いとか……米ソ冷戦の焼き直しに見える部分すらあるくらい現在の米中って冷戦時代だと思う。
こういう視点も、冷戦について学び始めてみたから得られた視点かなあと思います。
歴史の勉強に意味を感じない人もいるかもしれないけど、こうやって冷戦を学ぶことで現在の米中関係を考察できるようになるのはまさしく温故知新。
並行して学んでいる地政学も絡めると、かなり自分の中の視点が広がっている感覚はある。