東京都知事選は小池百合子さんが圧勝で2期目が確定。個人的には他の候補者見てたらまあ消去法で現職再選だろうなと思ってたが、ここまで差が付くってことはですね、小池都知事が支持されているというよりも野党及びその支持する候補者がそれだけ期待されてないって考えた方が自然かな。むしろ反省して欲しいのは野党側だったりする。
この結果に対して恐ろしいこと言い出してる人がそこそこいて、選挙の翌朝のTwitterのトレンド1位に「不正選挙」が入ってるのね。
「民意が全く反映できていない選挙」とか普通に書き込んでいる人がいて末恐ろしくなったんですが、単純に有権者全てがTwitterやってて、かつ山本太郎支持者だとでも思ってるんだろうかね？
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例えばTwitterについて話をすると、2017年以降ユーザー数を公開していないそうで。とりあえずその2017年の時点ではアクティブアカウント数が4500万くらいらしい。
SNSのユーザーには選挙権のない若年層も多いし、一人で複数のアカウントを作ることもできる。だから実際の「有権者のうちのTwitter利用者数」って結構少なくなると思うんだな。しかも今回に関しては東京都知事選だから、東京都に住んでいる有権者ってだけでガクッと人数減るだろう。
とまあ終わってみてから冷静に考えてみたが、当日の朝は「もしかしたらもしかしてしまって山本太郎が当選する可能性が僅かながら存在するのでは」などと思っていたので、自分の場合逆にネット情報を少し鵜呑みにしてしまっていた部分があるので反省。情報の真偽や精度、信憑性を自分で精査するという基本に立ち返らないといけませんね。
一方でテレビなどメディアの報道から黙殺されていたような桜井誠さんがここまで票を伸ばしたことにちょっとびっくりもしていて、真逆だけどネットなどの影響力というものがそれなりに存在していることも明らかになったと思う。
そんな中立憲民主党は公式アカウントで、選挙当日に“宇都宮”餃子についてツイートしてたんだってね。
当然ながら選挙当日に特定の候補者を応援するのは公職選挙法違反な訳ですが、間接的に完全にそれを回避しながら宇都宮健児候補を応援しているのがバレバレ。
なんつーかやり方がコスいんだよな。上手いことやったとか思ってるのかもしれんが、こういうやり方を考えついて実際に実行してしまう思考回路が程度の低さを露呈させていると思う。
