タイトルが明智光秀的には最終回みたいなことになっていますね。「信長を暗殺せよ」は本能寺でもう一回出てくる言葉では……まあ本能寺の変に関してはアサシネイションではないと思うけど。
- 作者:常俊, 溝口
- 発売日: 2017/01/01
- メディア: 単行本
やっぱ先週の織田信長の「お前が飲め!!」は凄え迫力だわ。
今年の信長に関しては母上の扱いの酷さがこういう人間性を構築したのでしょうな……うん、そんなこと言ってると母上も信勝みたいに消されるぞ。実際は信長死後まで長生きするけど。
ところで今年の帰蝶さんの暗躍ぶりを振り返ると、脚本の時点では沢尻エリカさんが演じることが前提としてキャラクターを作られてたんだろうなあと思う。個人的には川口春奈さんに演者が変わったことで、二面性みたいなものが出て深みが増したような気もしますが……沢尻エリカ版見ることが出来ないからなんとも言えないが。
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将軍様、京に帰還です。つっても三好長慶の力はまだまだ強いだろうし、その立場を利用されるだけだろうけど。
一方で越前の光秀は寺子屋みたいなことしております。
自分の中の当時の一乗谷に対してのイメージは文化都市って感じなんだよね。平和な時代であれば結構理想的なんだが、ここは戦国なんだな。
明智光秀、避難した越前で朝倉の使いとして将軍に謁見するながらになりました。ていうか大丈夫なのかね?一応逃げてきた立場だろうに。
んでこの赤ちゃんはガラシャかな?
難しい情勢だな。
京は荒れているから諸大名を上洛させることで安定させたいが、大名は荒れている京に上洛したら厄介ごとに巻き込まれるからあんまり行きたくないと。
義龍も上洛していたかオイ!
信長も上洛となると、タイトルの信長暗殺を仕掛けるのは義龍か。
やっぱりじゃん。しかし細川藤孝くん、めちゃくちゃ光秀に情報リークしますね。
ストーリー分かりやすいな今回。
三好長慶と足利義輝のパワーバランス。
織田信長と斎藤義龍の関係。
光秀が過去に松永久秀に借りを作っといたことで、信長暗殺を狙う義龍自身に「信長暗殺を防ぐ」ことをお願いすることが成立したぜ。いいっすねえこの血を流さずに解決する動き。
歴史を知っているから思うけど、この斎藤義龍のビッグマウスは実に哀しい。
信長はこの手で討つ。美濃を飲み込む。そんなこと言ってるけどさ。
結局道三が言った通りになってますよ。周りだけでなく自分も欺いてきたから、本当について来てくれるような人もいないし自分も周囲を信じ切れないみたいな……ってそのままナレーションで他界したよ義龍。
信長というと義昭利用しまくったイメージですが、義輝将軍とはどういう関係性だったんだろう。
織田信長、すでにこの時点で足利幕府の権威に力がないことは見切っているようで。驚くほど現実的な視点よね。「今の世はどこかおかしい」って信長がいうと複雑だな。
松永久秀をしてよく分からない男、織田信長である。
今回のメインは織田信長が将軍や松永久秀との出会いの部分でしょうか。あっさり済ませてたけど、初めて京に来た信長が「日本」を見た回じゃないのかね。
次回は桶狭間スタートですか?相変わらず主役が信長だ。