心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

麒麟がくる 第四回「尾張潜入指令」感想

今川との戦いは引き分けといったところだったものの、消耗の激しい織田家。その様子を探るべく、道三に命じられた光秀が尾張に潜入する……。
「OPERATION INTRUDE K004 尾張に潜入、織田家の状況を調査せよ……OVER」

「潜入」と聞くとメタルギア思い出しちゃうんだよなあ……。

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なーんか……いや、まあ歴史的にそうなのかもしれんけど、織田信秀弱くないっすか?道三に手ひどくやられたあと、今川軍からもアタックを受けて疲弊。信長の親父なんだけどなあ……。


とりあえず光秀くんは鉄砲に夢中というか、上手く当てられないようで。当時の鉄砲は破壊力よりも音で馬が怯むのが効果的だったとか聞きましたね、長篠の時は。

道三の奥方様が回復したので、東庵先生が京に戻るとのこと。
でも実は、その前に尾張に寄って織田信秀の診療をするらしいです。それ全部斎藤道三にバレてますよ、うん。
斎藤道三戦国大名としてのリアリズム。東庵先生が美濃の情勢を知ってしまった以上織田にそのまま行かせてしまってはヤバいので、こちらの内通者にならないなら首を撥ねますよ、と。
今年の大河は、色彩なんかは今までになくファンタジー感がある(歴史的に明るい服を着ていた時代らしい)が、かわりにストーリー部分はちゃんとダーティーな部分描くのがいいよね。


織田信秀、和歌と蹴鞠の公家スキルを習得中……。
そんな尾張に潜入したのは、光秀と菊丸のペア……兄弟に見えんやろさすがに。


おっ、この信秀と東庵のやってる双六、これ平清盛で観たやつ。
光秀、事前に東庵先生と話を付けといたんだなこの感じ。竹千代って、これ徳川家康じゃないか。しかし明智光秀、順調に将来関わる人と出会って伏線張っていくぜ〜。
ここで安易に「きっと逃げられます」とか言わない、これが今年の大河よ。
ここで三河出身の菊丸がこの場にいることが、今の松平家の厳しい境遇を伝えてくれますね……。なんかちょっと真田家っぽい感じあるな。

東庵先生情報的には織田信秀は実質重篤。これはチャンスだと道三様ウキウキです。
そしてガシガシ道三様に気に入られてきた光秀である。鉄砲に興味を持ち始めたことで、ほぼ唯一鉄砲の知識がある光秀もまた出世チャンスかな。


うわあ!本能寺が鉄砲製作のアジトみたいになってんのかよ。
織田信長が討たれた時に爆発したみたいな話もあるけど、今年はそのタイプの本能寺行きますか……。
鉄砲のミスショットで始まり、鉄砲射撃の成功で終わる第四回。なんだか今週の光秀の展開を暗喩しているような。


次回は「伊平次を探せ」。
再びの京の都で、足利将軍が登場したり松永久秀も再登場ですか。アツい。