なかやまきんに君のYouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV 2nd」で取り上げていた「MMC理論」です。
「マインド・マッスル・コネクション」の頭文字を取った言葉で、要するに筋トレする時に使っている筋肉を意識すると、トレーニングの効果が上がりますよというもの。
きんに君がネタでやっている「おい、オレの筋肉!!」と叫びながら自分の筋肉を見て、触れて、呼びかけるのが実際の筋トレにおいても有効だという証明なんだけど……
で、このきんに君のお話を聞きながら思ったのが「ヴィパッサナー瞑想に似てるなあ……」という気持ちでした。
スポンサーリンク
ヴィパッサナー瞑想はただひたすら「観測」「認識」をするんですよね。
歩きながら「歩いている」と観測する。
座っていて足が痺れてきたら「痺れ」と観測する。
その瞬間瞬間自分の身体に起きていることを淡々と
認識して、観測し続ける。
身体の感覚を意識的に認識する。
これを筋トレの際に使う筋肉にフォーカスするのがMMCで、マインドフルネスに使うのがヴィパッサナー瞑想って感じ。目的は違えど、やっていることはほとんど同じな気がします。
で……。前から思ってたんだけど、そもそも筋トレがちゃんとやってるとある種の瞑想なんだよね。「今」行っているトレーニングに集中すること。それはもはや瞑想のバリエーションの一つとして考えていいのではないかと。
筋肉ムキムキの人は優しい、みたいな話もありますが、もしかして筋トレを通じて精神的に悟りに近づいている可能性が若干存在しているのではないかと思います。実際なんとなく心が穏やかになっていく気がするしな。……筋トレしよう。