心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

心の雑草 2024年8月まとめ

今月は自分のことというより、天気のことがとにかく気になる月でした。
とりあえず台風がね。毎週のようにやってくるし、それ以外にもゲリラ豪雨が日本各地で。テレビなどでは話題にならない程度でしたけど、仙台でも瞬間的に大雨が降ったかと思うと1時間後には晴れているような、変な気候が何回かありました。

気温はそこまで下がることなく、台風の接近で湿度が上がり蒸し暑い。台風は台風でちゃんと来ますし。月末の台風では、九州を中心に被害を受けた地域も多数出ていますね。これを書いているのは29日なんですが、予報ではこのまま月を跨いで日本の上を進む恐るべき進路。どうなるやら……。
今月はとにかく気候がしんどかった…….というところで、ブログ的にはいつも通りゲームとかのお話をしていきます。

スポンサーリンク



ゲーム

今月は3本ほど。FGOウマ娘、そしてTFD。
このうちFGOウマ娘はそれぞれ9周年と3.5周年を迎え、キャンペーンとかやってて盛り上がりましたね。

FGO

9周年のタイミングで記念サーヴァントのスペース・エレシュキガル、その後夏イベントでシエルが実装。
どちらも実装直後はそこまで強くない感じの評価でしたが、シエルの方は研究が進むと評価一変。
シエルに関しては、とりあえずどんな人でもFGOプレイヤーは持っておくと便利なレベルじゃないかと思われます。シエルの性能については後日記事にして書きたいんだけど、できることが本当に多いことと運用方法の説明が多少面倒なこともあり、うまいこと文章化できないままなんだよなあ。とりあえず持ってるだけでできることがすごく増えるから、石に余裕があるなら持っといた方がいいよ!とだけ。

一方、すでに書きましたが大炎上も起こしてしまったFGO
詳細は以前書いたので省きますが、ウマ娘同様に課金に関わる要素で悪手を踏むと業火が燃え上がりますね。基本プレイ無料だから課金を煽りたいのは分かりますが、そのやり方が酷いと運営への信用が損なわれ、むしろ課金意欲が減衰するということは理解しておいてほしいところです。

ウマ娘

こちらは3.5周年。
現在は新育成シナリオの実装ペースが早まったので、例年のハーフアニバーサリーとは異なり、新育成シナリオの実装はなし。
代わりというか、配布されるジュエルとかチケットなどは結構豪華な気がします……去年もこのくらい配ってたっけ?

実装されたウマ娘ジェンティルドンナ

めちゃくちゃ他のウマ娘がすり抜け続けた果てに、天井となる200連目でやってきました。じぇんちるさん……。
性能としても真っ当に強い先行ウマ娘という感じ。中距離レースが主戦場になりますが、進化スキルの内容的には有馬記念も視野かな。

サポートカードではスピードのスティルインラブが実装。こちらはステータスを盛る力はヴィブロス以上ですが、代わりにヴィブロスよりは若干獲得スキルの汎用性が劣る印象。
間違いなく強いサポカなんですが、こうやってスピードのサポカばかりハイスピードでインフレを続けられると……さすがに引きにはいけません。正直ヴィブロス+もう1枚強めのスピードサポカを持っている人なら、今回のスティルインラブは我慢した方がいいと思っています。
無料100連で出ればまあ御の字、というところ。

月末から始まったストイベも、性能だけ見ればウマ娘もサポカも耐えられる範囲。キャラ好きだからネオユニは欲しいなあと思っちゃいますけどね。

何より次の新育成シナリオまでの周期が早まっていることを認識しておいたほうが良さそう。
基本的には新シナリオ実装=新シナリオにおいて必須のサポートカード実装を意味するので、スティルインラブよりもそちらの方が優先度が圧倒的に高いです。
そろそろ無〜微課金勢は、次シナリオに向けてジュエルの貯蓄も意識しないといけないフェーズ。まあ自分はジェンティルドンナにほとんど持っていかれたので、ハーフアニバーサリーでもらえる分含め貯めておかないといけませんね。

TFD

THE FIRST DISCENDANT(ザ・ファースト・ディセンダント)の略称でTFD。基本プレイ無料で遊べるゲームで、こちらはPS4でやっています。

ある程度ゲームをやっていくと、武器とキャラクターの強化・あとは確率ドロップする素材や、それらの強化に必要な資金稼ぎを繰り返すゲームになってくるのでゴリゴリの周回ゲーム。
冷静に考えるとディアブロなどと同じで、そうやって強化したキャラ・武器でさらに効率的に敵を倒せるようになる、あるいは与えているダメージの数値が高くなっていることを見る……そういったこと自体に楽しさを見出せないと、長続きはしないゲーム性ではあります。資金稼ぎしている時とかめちゃくちゃ作業してる感を覚えますから。

ディアブロ4の方がいざリリースされてみたらあんまり面白くない期間があまりに長過ぎて、とうとうPS4から一旦アンインストールしてしまっている自分。そもそもハクスラっぽいゲームは好きなので、ディアブロの代わりにTFDをずっと遊んでいるような状態になっています。

周回コンテンツ用のビルドを組んだキャラクターと、迎撃戦などのボス討伐コンテンツ用のキャラクターの2種類はビルドを用意しておくのがいいですね。
前者の筆頭はバニーですが、自分はこのキャラの操作感が肌に合わなかったのでバルビーで。
後者はビエッサーなんですが、このキャラは育ってくると本当にオールラウンダーです。仕上げると周回のようなコンテンツもこなせるし、ボス戦でも安定した火力は出せます。

これから試しにプレイしてみようかなという人には、個人的にはビエッサーをおすすめ。若干大器晩成型ですが、このキャラ1人でできることが多いのはライトなプレイヤーさんにはいいんじゃないかなあと思います。
初期に選べる3キャラのうちの1人だし、美人の姉ちゃんですからね。このキャラ男はイケメンとか渋いおじさんだし、女性陣は全員美人で可愛いです。

8月29日にアップデートが入り、シーズン1がスタート。……スタートしたんですが、新しく増えた侵攻ミッションというコンテンツがあまりに酷い。
何故パーティ組んで敵を薙ぎ倒すようなゲームで、ソロ専用のギミック解除式タイムアタックコンテンツを実装するんだろうか。まあアクセントとしてあってもいいかもしれませんが、これが新キャラであるヘイリーの解放素材と露骨に結び付いているのでやらざるを得ないのもキツい。「やりたい人だけやる」みたいな立ち位置でしょ、この方角の遊び方は……。
難易度の高さ自体はまあいいとしても(ただ敵の強さ的にソロで遊ぶ強さかは疑問ではあります)、根本的にギミック解除みたいなパズル要素はあんまり求めている人はいないと思うんですけどね。難しさもそこそこ批判の対象になっていますが、個人的にはただ純粋に面白くないのが問題点ではないかと思います。
通常の侵入作戦では、敵をバタバタ倒す楽しさを追求して領地占領のようなミニミッションをわざわざ削除したのに。新コンテンツでそれより面倒なやつ追加してきたら意味ないやろ……。
初日から相当不評だった影響か、速攻で改善アプデの話が。じゃあはじめからもう少し遊びやすい状態でリリースしろよという感じなんですが……TFDの開発チームってテストプレイしてないんか?
でもどうするんだろうな、これ。今後マルチプレイ対応にもするらしいんですが、ギミックを理解できてない人が入ってくると今度は他のプレイヤーがストレスですし。そもそもゲーム内でもっと分かりやすくギミックの解除方法を教えろよってのは、迎撃戦の時から思っていますけどね。説明足りてないんだよなあ、TFDというゲームは。

今月はそれほど外食してないなあ……と思ったけど、ブログで振り返ると食事に関すること自体は結構書いていましたね。
食べたものについて書くのではなく、そのお店のことで考えたらこととか、あるいは食べには行ったけどそれとは違うこととかね。

松屋のチャーシューエッグ定食や、スシローについての話などはお店のこと。どうしても飲食店で働いていたことがあると、オペレーションとかメニュー構成とか見ちゃうんだよなあ。

読書

今月は『怠惰への讃歌』を読んでいました。

イギリスの哲学者であるバートランド・ラッセルのエッセイ集です。

本のタイトルにもなっている「怠惰への讃歌」は、すげえ簡単に言うと「機械とかも発達してきたし、そもそも人間がこんなに働く必要なくない?1人あたり4時間くらいの労働時間にすれば、失業者も減るし自由な時間が増えて人間らしい生活ができるようになってみんなハッピーハッピーやんケ」というところですね。
理想的ではあるんだけど、あくまでも第一次世界大戦後の時代において書かれたエッセイ。今の時代に合わせようとするなら、色々チューンする必要はあるんだろうなあと思いました。
むしろこのままAIや機械が発展し続けると、4時間労働すら必要ない世界になりそうですしね。労働の対価として収入を得て生きるのが現代社会ですから、その発展の過渡期において失業者が激増するだろうし、貧富の差も拡大するんじゃねえかな……とか色々考えてしまいました。

個人的には、収録された他のエッセイが秀逸でしたね。
第一次大戦後なので、そんな時代に合わせたエッセイが刺さります。戦後のヴェルサイユ条約によってエグい賠償金を支払うことになったドイツと、現実的には払えもしない賠償金額をなんとしても払わせようとするフランス・イギリス等との国家間問題とか。この時点ですでにラッセルが鋭く切り込んでいますね。
他にもこの時期に勢力を拡大しつつあった共産党ファシズムに対して痛烈に反対・批判を展開しています。

そんなラッセルは社会主義的な人なんだけど、それは我々が想像するような管理社会的ではなくて。ちゃんと国家主導で国民全体を幸福にしようとするものですね(まあ本来の社会主義はそうであるべきですが)。前述した「国民全員が4時間労働で、余った時間で人間的幸福を得よう」みたいなスタンスはまさしくそれかなと。国家主導で超デカい保育園みたいなものを作るべきだとかも書いています。それによって世の中のお母さんにも自由な時間が与えられるよねっていう話。

哲学書ではなくエッセイ集なので比較的読みやすく、とっつきやすいので結構おすすめ。
なんとなく購入して面白かったので、このままラッセルの『幸福論』とかも読んでみようかなあと思ったりしています。